1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

商品開発15のヒント!(6/22)

配信日:2010年6月22日

「商品開発・ヒントビット」第32号

1.「触覚開発」他

商品開発・マーケティングのための「小さな・小さなヒント=ヒントビット」です。

皆さんのヒントビットの投稿、コメント歓迎です。

1.触覚開発
手触り、舌触り、硬さ、重さ、温度、厚み、弾力性、充実感、しっとり感、刺激など。
これからの重要な五感開発です。

2.温度帯
温度帯のないものに温度帯をつけよう。菓子に温度帯を、車に温度帯を、薬に温度帯を。
新しい需要を創造するには有効では。

3.スペシャリティーを
独特な色、スタイル。そして使い勝手、遊びを取り込もう。

4.新しい言葉を創造しよう
おもちゃ→トイ。文房具→ステイショナリー。ツール→ギヤ―。

5.食べ方・使い方開発
食べモノ開発に対して食べ方開発。1人で、2人で、みんなで。父と娘で、孫と祖父母で。
作り方開発も面白いのでは。

6.そんなドキドキ感が大切ですよ
歌の1行がズドーンと胸に刺さってくる。夜中に一人でラーメン食ってる時に有線で流れて、
思わずハシを止める。そんなドキドキ感が大切ですよ。 つんく♂(音楽プロデューサー)

7.鮮度
商品はもとより、パッケージ、ネーミングに鮮度感を。

8.スライスオブライフ
使用体験、使用シーンが喚起でき、過去、現在、未来のシーンが見える。

9.参画性
作る過程が見える。自分のオーダーした商品を作る過程がネットで見えたら嬉しいですね。
住宅では行われているようですが。他の商品では?。

10.エブリディ・ライフスタイル・マーチャンダイジングを
日常生活に新しい価値を加える。1/4の非日常感、1/2の非日常感を生活の日常に。

11.日常のこだわり
“美味しい”しらす、“美味しい”豆腐が食べたい。日常のこだわりは日常の贅沢。

12.「こだわり」を捨てる
「こだわりを捨てること」として、大きめの服を着る、それが一つの表現。

13.トラン・アン・ユン
フランスで育ったベトナム人の映画監督です。東洋の美を再発見するのにいい映画です。
「青いパパイヤの香り」「シクロ」「夏至」

14.精妙の美
からくり人形のような、きわめて細かく巧みであること。

15.日本独創
単に過去の日本らしさを活かすだけでなく、世界に通用する日本初の独創価値をデザインなどに活かしていく。

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