１９７０年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

配信日：2014年10月14日

「新商品開発・ヒントビット」第128号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント＝ヒントビット」…………‥・・
100○◆　 　　マツモト・新商品開発ヒントビット
■128○　　　発行者：日本オリエンテーション　松本勝英
30▼001　　　　　　　　毎月第２・第４火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2014年10月14日（火）
ノーベル物理学賞に、青色ＬＥＤ発明で赤崎・天野・中村３氏　受賞。
大変うれしいことです。受賞のインタビューを見ていて感じたこと。
得か損かでの軸ではなく、好きか嫌いかの軸の好きを選ぶ、好きなことをやりなさい。想いを持ってチャレンジする。壁があっても想いがあれば突破できる。
誰もがやっていることではなく、困難だと思われていることへオンリーワンでチャレンジする。好き、想い、オンリーワンのチャレンジがキーワードでは。

【伝言】
◆第130回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2015年2月5日スタート 既に申し込みの方がいます。
30年、3千人以上の商品企画・開発・研究の方々が学びました。
商品開発プロになるための実践練習場です。
“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。
好奇心に火をつけるセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第128号

１．AND化
リッチだけどエコノミー、エコノミーだけどエコロジー、エコロジーだけど快適。消費者の欲求が高度化している。

２．ストレスレス食品が注目
ノンストレス、ストレスレス商品は昔から考えていたテーマです。今、アメリカではraw foodが注目。46度以上に加熱していない食。

３．切断
情報の接続と切断を繰り返す。 接続過剰から切断が必要では。自分で考えよう。

４．スバル360
卵形のボディー 可愛くしようとデザインしたわけでなく、通常の車より薄くした鋼板に強度をつけようとして、あの丸みが生まれた。オーナークラブがあるそうです。いまでは文化商品では。

５．おいしい薬づくり
後発薬 味で勝負 抹茶味の脳卒中薬 オレンジヨーグルト味の胃腸薬。薬も感覚効用が必要。

６．ピクトグラム
何かの情報を伝えるためのサインの一種で、円や三角、四角など、シンプルな造形で表現するのが特徴。グローバルデザインへ。

７．ショック
世界で4番目に大きい湖 アラル海、ほぼ消滅。エゴを減らさなければエコにならない。

８．栄養豊富なサツマイモを
植物繊維、ビタミンＣ、カリウムが豊富、皮には抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれるなど栄養バランスに優れる。前にも取り上げました。商品開発テーマとしてトライをして欲しいな。

９．ベトナムで
品質の良い低価格品を中小企業で作りたい。日本の企業OBの方、ベトナムの中小企業支援に行きませんか。

10．地方創生は
新しい施設や建物を創るより昔を思わせる古民家を改装して宿にするなど、歴史資源の再生、創世を。

11．1st priority
一番大事なことに集中することが成功につながる。

12．成功体験が災いする
ソニーの平面ブラウン管「ベガ」の成功が薄型テレビに出遅れ、そこからソニーのテレビ事業は衰退した。過去の成功体験を捨てることは難しい。

13．成熟時代の消費税増税
価格を下げても手にとってくれない。中価格高満足商品の開発が必要では。

14．戸惑い
本体価格より総額表示の方が買いやすい。よく店頭で戸惑う。

15．天候の激変に
天候の激変に耐える経営、全天候型の経営へ。日本を含む中緯度陸地での雨はより強く、より頻繁になる可能性が高い。

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