配信日:2015年6月23日
「新商品開発・ヒントビット」第144号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■144○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2015年6月23日(火)
ハノイで「ハノイ起業塾」を開きました。
日本に留学経験のある、優秀な人たちが集まりました。
TAMAGOの2人のパートナー、日本の卵がけご飯に感動して、新鮮、安全、栄養のある美味しい卵を、餌から開発し、自前の養鶏場を持ち展開し、将来は卵科学を目指しています。まずは、現事業を優先して、近い将来、卵栄養食品を開発してみたらおもしろいのでは。
建築と農業にチャレンジしているアイディアマン、スマート・ホームで日本企業に提案したいと言っています。
日本語教育のコミュニティーの場を作っている3人組、将来テーマとして、教育しなくてもIT機器を使って瞬間異言語コミュニケーションができるハードとソフト開発にチャレンジしたらのアドバイス。
ネイルと化粧品を開発しようとがんばっている人、京都大学卒でアメリカで研究している人と共同で事業展開を目指しています。日本の企業と提携させたいと思っています。
日本大手企業に在籍して原子力の仕事をしている人、みんな積極的な人たちで楽しい「場」でした。急遽帰国しなければならず、「ホーチミン起業塾」「ダナン起業塾」「日系企業との触発ミーティング」「新規事業ミーティング」をキャンセル、時間を作って早く行く予定です。
【伝言】
◆第133回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2015年10月8日スタート。
新テーマ≪新興成長国の商品開発・マーケティング≫≪ブランド戦略≫を追加、より充実したセミナーへ。
32年、3千人以上の商品企画・開発・研究の方々が学びました。
商品開発プロになるための実践練習場です。
“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。
好奇心に火をつけるセミナーです。
★新商品開発ヒントビット第144号
1.失敗から学ぶ
「成功は99%の失敗に支えられた1%」「人は失敗する権利がある。だが、それには反省という義務が付く」本田宗一郎語録より、創造的失敗を認める風土を作ることが必要。
2.インバウンド消費
インバウンド消費を海外進出に結びつける方法を考えないと持続しないのでは。情報収集の仕組みを作る。
3.「吉呑み」
??野家の居酒屋「吉呑み」、かつて吉野家に来ていたビールと牛皿を注文していた顧客を再獲得へ。ちょい飲み市場は健在では。
4.「小さな池の大きな魚になれ」パナソニックIT事業部の合言葉
ニッチ・ナンバーワン戦略を開発する。先行されていない、完成度が高い、マーケット・シェア30%以上が成功の原則。
5.ロボットの未来
ロボットの体内で人間が生まれる時代が来るのかも?ロボットの情報を見ているとSF的だが可能かも?
6.辞める
大学を辞めてもやりたいことがあるなら、辞める。スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツも。やりたいことがあって大学を辞めたい青年たちを応援したい。
7.ペヤング販売再開
多くのファンがいた。ヤミツキ味覚を持っている強みでは。雑味の研究をしてみたらおもしろいのでは。
8.「怪味」
甘・辛・苦・酸一度に「怪味」に触手調味料続々 日経201506204。
複合味覚の開発を提案してきました。単味→組み合わせ味覚→複合味覚へ、次は何味覚かな?
9.直感を大事に
直感は気づく力、興味関心力。直観は本質を見抜く力。両直感・直観を磨かなければ。
10.縦画面
スマホの画面が横画面から縦画面に変化 縦画面のモバイル広告の方が横画面よりも最後まで視聴される。わたしもこの頃、縦で観ている。
11.ペッパー
価格19万8千円初回分の1000台は1分回で完売 どんな人が買ったのか気になる。皆さん想像してみてください。
12.スナップチャット
画像だけを送るおしゃべりアプリ、ともかく人に見せたい、画像が10秒で消えるので拡散しない。コミュニケーションの形態を変えるかも。
13.地産全消
地産地消からネットによって地産全消になった。NBがつまらなくなってきている、ローカルが新しいものになってきている。
14.成熟の時代
コンクリートは「勝つ建築」、成熟の時代は「負ける建築」。木や竹や石と言った自然素材を使う 隈研吾。成長は男性原理、成熟は女性原理。
15.学習ニーズ
顧客ニーズは「明言されるニーズ」「真のニーズ」「学習されるニーズ」。「学習ニーズ」は顧客が語ることはできないニーズ 恩蔵直人 20150614MJ。本能的ニーズと学習ニーズにチャンスあり。