配信日:2015年12月10日
「新商品開発・ヒントビット」第152号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■152○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2015年12月10日(火)
不易流行
かわらない不易と、かわる流行。
今は、かわる流行の時代です。変化がチャンスを生み出す。変化を創造する、変化を素早くキャッチして対応することが求められている。その変化もドッグイアー、マウスイアーと言われて加速が進んでいる。
年末にくると、今年も本当に早かったな、の会話がかわされる。
かわらない不易も大事です。スイスの時計のように伝統を深掘りすることによって価値を高めることも可能です。
変化に流されず、不易を持った、芯のある私でありたいとも思っています。
年末に思うこと。
【伝言】
◆第134回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2016年2月4日スタート 1983年から33年目に入ります。3千人以上の商品企画・開発・研究の方々が学びました。
商品開発プロになるための実践練習場です。
“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。好奇心に火をつけるセミナーです。
★新商品開発ヒントビット第152号
1.ともに
「ともに楽しむ共楽、共に学ぶ共学、共に育てる共育・・・何よりも僕は、共に笑う共笑(ともえ)が大切だと思う。今の世の中では、片方ばかりが笑っている」
スリランカ生まれの大学教授 にしゃたん さん。天声人語 2015.11.30
2.父ちゃんの「立場指数」
日本百貨店協会の「紳士服等売上高前年比伸び率」から「婦人服等売上高前年比伸び率」を引いた値。「立場指数」は消費の気分を反映する。景気は回復しているのか?
3.成熟社会は
「傾ける耳」「涙する目」「差し伸べる手」が必要 浜矩子。なかなか成熟しない、特に政治が問題。
4.「着る」化粧品
繊維に美容成分を混ぜる。効果が実感できるか、楽しく、快がないと普及しないのでは。
5.単位労働コスト
表面的人件費に労働生産性も加味した「単位労働コスト」では、中国と日本での逆転現象も起きている。日本は「単位労働生産性」を高めなければ。
6.ローカルフード
ケイジャン料理、クレオール料理、ソウルフードなどのローカルフードの見直し。地元の食材でシンプルが基本では。
7.ファーストペンギンになれ
群れの中で最初に氷に飛び込むペンギン。NHKの朝ドラ「あさが来た」から。
8.ソウルは
スタートアップに適している都市の世界5位。日本の政府、経済界も体制を作らないと大変なことになるのでは?
9.羽生 結弦
絶対王者を目指す、相対ではなく絶対がいいですね。コマツのダントツソリューションも魅力。絶対、ダントツを目指したい。
10.モバイルヘルス ウェアラブル端末
身体と心の見える化、見えるとフィード・バック回路が働き好循環になるかも。
11.15歳の起業家
NHK「おはよう日本」バンドのビデオ制作会社、神奈川県の聖光学院ではビジネスコンテストに参加して起業を学ぶ。
12.アルツハイマー型認知症
世界中でアルツハイマー型認知症の新たな患者が70秒に1人のペースで生まれている。こんなにたくさん増えていることにびっくり。
13.「陽」の心
快 楽しい、嬉しい、喜び、感動、生き生き、ワクワク そういう「陽」の心を大事にしていきたい。
14.イート&ドリンク・コミュニケーション
学会で講演を聴くより、終わったあとのイート&ドリンク・コミュニケーションの方が「触発」されることが多い。
15.プラシーボは
期待感や自己暗示から生まれる 思い込みの効果。プラシーボの研究はおもしろいのでは。