配信日:2016年9月27日
「新商品開発・ヒントビット」第170号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■170○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2016年9月27日(火)
ホーチミン、プノンペン、ビエンチャンを回ってハノイにいます。
日本に留学した人たちの、スタートアップのサポートで、動き動き、人に会って会って、触発しています。いまハノイ時間6:30。
*ホーチミンでは日系企業のマネジャーと、リーダーシップ、チームワークの話。サッカーを通して理解するのも一つの方法では。
*レストラン・居酒屋のコーディネートをしている人と繁盛店探検。
浦江亭、北海道、まんまる
1. 繁盛感の演出
お客の入りに隙間を作らない。適切な規模で多店化 大規模化しない。
2. サービスからホスピタリティー化
笑顔、復唱、リコメンド(おすすめ商品で圧倒的に勝つ)、選ぶ喜びの演出。
3. サービスの効率化
後片付けのスピード、待たせるけれど待たせない、呼び鈴の導入も必要では。
4. パフォーマンスコスト
こんなに食べて安いな、みんな高めの価格を言っていた。3店ともコスパが良い。リピートを得るために大切。
5. 驚きを作る
盛り付け、立体的な盛り付け、色どりを考える。
6. メニューブックの改善
ワクワクドキドキ、選ぶ楽しみ、選びやすさ。
7. 私がよく行く「鮨人」は、日本の寿司屋の固定概念を破って美味しいし楽しい。
*サポートして立ち上げ中の「コロッケ最高」では
店舗に行ってきました。いろいろな課題が発見され、対処の方法を話し合ってきました。
1. 認知・トライアルが低い。
2. リピート率は高い、商品力はある。
3. 売り場が死んでいる、元気がない。
4. 店頭での価格表示がないので、いくらなのか不安。
<対応策>
1. チラシ10000枚を再度作成し、7区の5000戸以上に、アルバイトを使って配布。
2. Korokke saiko のFaceBookの活性化 アクセス件数を増やすため、私の知り合いのホーチミンの人たちにアクセス、拡散の依頼。
3. 店頭の活性化を図るために多数ののぼりを作成。店頭の注目力、インパクトを高める。コロッケの理解、日本のおかず、おやつ、ご飯のおかず、ビールのつまみ、コロッケパンで朝・昼食訴求。
4. フリーペーパーの活用 キララ、スケッチなどのフリーペーパーでの紹介を依頼。
5. これらを9月30日までに実行する。
何が問題で、何が効果があるかを検証し、有効手段に集中する。
*プノンペンでは
日系企業の人と合流、私のトゥクトゥクの運転手ケンと一緒に食事。びっくりしたのは彼がレクサスに買い替えていたこと、びっくりポンでした。トゥクトゥクの方が風を感じ、街が肌で感じられる。ケンの家族とも一緒に食事、家族のようになっています。
*ビエンチャンで
早稲田に留学したラオ人とミーティング。大学生に、希望と夢を持つようにコミュニティーを作っています。応援していきたい。
もっと、もっといろいろ経験しています。
興味ある方はfacebookで、松本勝英に友達申請をしてください。そのとき一言を添えてください。
【伝言】
◆第137回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2016年10月6日スタート
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。
★新商品開発ヒントビット第170号
1.生き方、仕事の構え
面白くないことも面白く、楽しくないことも楽しくする工夫とチャレンジが大事ではないか。私のモットーです。
2.何ができるか考えています
妊娠から2歳までの「はじめの1千日」運動が慢性栄養不良を救う。何ができるか。
3.30%
30%余計に払っても買いたくなる商品創り。30%のリアルイノベーションをしていかないと、コモディティーになって価格競争に巻き込まれる。
4.ゲームの魅力
いまのゲームは、パズル&ドラゴンズ(パズドラ)にしろ妖怪ウォッチにしろ、たいてい収集の要素がある。そのルーツがポケモン。私も時計の収集癖がある。
5.赤塚不二夫は
「知性とパイオニア精神にあふれたバカになんなきゃいけないの」と述べたという。すごいな、バカにならなければ。
6.LED光で大量生産
ベトナムでも、ドラゴンフルーツをLEDの光で成長促進させるプロジェクトが動いています。出資する人がいませんか。
7.ガイ
カーガイに成ろう、化粧ガイに成ろう、菓子ガイに成ろう。ものづくりの世界で徹底して自分の商品を愛して、使い切っている人がいるのか?商品への愛着が薄くなっているのでは?
8.ソーシャルビジネス
低所得支援プログラムの新たな開発とソーシャルビジネスモデルを考えてみたい。一番は就労機会と所得の向上。ベトナムでコロッケの屋台を100店、400人以上の貧しい女性の雇用を確保したい。
9.バルコニストが増えている新聞記事
昔、バルコニーでゆっくり食事をしようと、奥さんの提案で一緒に食事をしたことがありました。私はすぐに食べてしまい、退屈しているのを見てテレビ見ればと言われ、その後はしなくなりました。バルコニーを活用して生活に潤いを、の私の失敗。
10.伝統をサイエンス
風邪をひいて声が出ず、ベトナムの人からハチミツをいただきました。ベトナムの生活伝統をサイエンスしてみると面白い発見があるのでは。
11.これからの都市農業
狭い場所で大量に生産できる「垂直農法」が有望では。
12.トコロジスト
身近な自然の探検を 私は通勤時の途中に3本の木を持っています。いつも変化を気にして声をかけています。身近な自然の観察は面白い。
13.もっと生活をDelightにする商品
ゴミが透明なゴミ箱に溜まっていくの見ていると、達成感を感じる。ダイソンの掃除機に学べ。
14.必要条件、魅力条件
この頃、我が家で風呂掃除が私の担当。早くきれいになる風呂掃除は必要条件、もっと面白く楽しく風呂掃除ができるのが魅力条件では。考えてください。
15.パフォーマンスバイコストを見直せ
安くても売れない。消費者にとってパフォーマンスの良い商品は、コストが高くても売れる。消費者が考えていないパフォーマンスを提案したい。