１９７０年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

配信日：2017年4月11日

「新商品開発・ヒントビット」第180号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント＝ヒントビット」…………‥・・
100○◆　 　　マツモト・新商品開発ヒントビット
■180○　　　発行者：日本オリエンテーション　松本勝英
30▼001　　　　　　　　毎月第２・第４火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2017年4月11日（火）
街探険
アイディアが出ない時、考え事をする時に、よく街に散歩に行きます。歩いているとハッとした出会いがあって、解決のヒントが浮かびます。私は街を歩く時、今日は赤の色を探してみよう、黒の色を探してみようとテーマを決めて歩きます。なぜこれは赤なのか、黒なのか、面白い発見があります。また、今日は、幸せを探そう。幸せなこと、色、形、音などを探してみます。本屋で絵本を見て、幸せの色に出会ったりします。テーマを持って、街を歩いてみるのもいいのでは。
10日から2泊3日で会津若松、磐越西線で新潟に。新しい出会いを愉しんできます。

【伝言】
◆第140回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー4月20日スタート
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第180号

１．エネルギーのチャンピオンは？
再生可能エネルギー、特に風力と太陽エネルギーは力強く成長する。急速な普及で今後はコストが下がり、多くの地域で補助金は不要になる。40年までに増える電力容量の半分以上は再エネが占めるだろう。

２．カテゴリー外競合は？
表参道のスイスの高級時計、パティック・フィリップの店で聞いた話。車を売って時計を買いにくる若い人がいる。スイスの高級時計と自動車はカテゴリー外競合している。いろいろなカテゴリー外競合を考えてみるとチャンスが生まれるのでは。

３．いろいろな一位
販売実績、よく知られている、好感度、リピート、熱烈な支持、いろいろな一位がある。一位を目指そう。

４．「自分を励ます最上の方法　それは誰かを励まそうとすることである」
The best way to cheer yourself is to try to cheer someone else up.
マーク・トウェイン。同感です。

５．不便益
行きづらいからこそ行きたくなる秘湯、ひと手間加えて我が家の味。便利ばかりではなく、不便にも魅力がある。

６．孤独のグルメ
テレビ東京で『孤独のグルメシーズン６』がスタート。実際の店で役者が演じるドラマ。深夜からメジャーへの道を歩むか。周縁が面白い。

７．デザイン発想
その問題自身が「本当に取り組むべきことなのか、共感がだいじ」という物事の根本を再定義するプロセス。

８．SO SO SO と WHY WHY WHY
それで それで それで と、なぜ なぜ なぜ で本質を深く問う。

９．売れるかな？
対話ロボで英語学ぶ「Musio」普及するかな？

10．知識が増すほど、われわれの無知が明らかになる
John F. Kennedy ジョン・ケネディ 米国の第35代大統領。私もいまベトナムで実感しています。

11．ファブリーズ
いろいろな場面を通して価値を訴求、価値を理解するのは場面が重要。商品の鮮度維持にもなる。

12．近江商人の三方よし
「売り手よし、買い手よし、世間よし」だが、いまは「買い手よし、世間よし、売り手よし」かな？

13．味づくり
先色、先香り、先味（美味しそう）、中味（おいしい）、後味（また食べたい）、後味開発でリピートを獲得すること、売り上げ拡大につながる。

14．問いを発する
聖書の言葉「求めよ、然らば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。すべて求むる者は得、たずぬる者は見出し、門を叩く者は開かるるなり。」どのようにするのかのHOWの時代から、何をするのかのWHATの時代へ。

15．発問力
相手が思わず答えを探す問いかけ、冒頭で問いを発する、書籍のタイトルは疑問形が多い。「なぜ社長のベンツは4ドアなのか？」、どきっとする問いかけ「昨日は、何時間生きていましたか？」「きれいなお姉さんは、好きですか」
「一言力」川上徹也より。

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