1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(10/24)

配信日:2017年10月24日

「新商品開発・ヒントビット」第191号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■191○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2017年10月24日(火)
「開発視点30」を読んでみた。
10数年前に発行したのだが、いま読んでも面白い、ヒントになる。
「開発視点30 大人市場・大人ライフ」(日本オリエンテーション発行)
「関係性重視の暮らし変え」子育てが終わり、仕事もリタイアを間近に控え、徐々に「個」としての暮らしの準備が始まる。夫婦・友人・コミュニティなど、自らと周囲の関係の再生がこの暮らし変えの中心概念。
その他、「小さな幸せ実感〜「私」生活の充実」「夢の達成」「文明から文化へ」「新しさから古さへ」などの潮流から30のヒントに。
メルマガで少しずつ発信をしていきます。面白いですよ。

【伝言】
第143回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー11月15日(木)スタート
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。

★商品開発ヒントビット第191号

1.群戦略
「永続するテクノロジーもビジネスモデルも存在しない」のならば、強みや持ち味の違う起業家が束となり、互いに刺激し合い、時にアイデアを交換することで「単なる増殖ではなく進化する企業群を築く」孫正義の「群戦略」。
予測できない変化に対応するのに必要。

2.宝島社の「一番誌戦略」
雑誌の売上は、広告の売上と販売の売上(雑誌の販売部数)で成り立つ。「各ジャンルで部数1位の雑誌にしか、広告が出稿されないだろう」という危機感が背景にあった。
いろいろな一番戦略を。「商品開発プログラムのたて方36時間セミナー」で学んでください。

3.ESG投資
世界の株式市場で財務数字に表れない企業の「見えない価値」に着目して投資先を選ぶ動きが広がっている。新しいモノサシの代表格が環境(Environment)や社会(Social)、企業統治(Governance)への取り組みを評価する。
日産自動車、神戸製鋼など、日本は企業統治(Governance)が弱い。日本政府もか?

4.「カエル跳び(リープフロッグ)」
新興国では先進国がたどった段階的な発展過程を経ずに、いきなり最先端の技術が普及する「カエル跳び(リープフロッグ)」と呼ばれる現象が続出している。シェア経済は典型では。

5.天ぷらは蒸し物
天ぷらとは熱と水分で食材の旨味をうまく引き出す蒸し料理。衣の中にその旨味を閉じ込め、丸ごと味合う贅沢すぎる料理。近藤文夫「銀座天ぷら近藤」TV番組より。食べたいな。

6.愛着開発
長く使える、ちょっと使いにくいが使いこなすと楽しい、ネットの購入で愛着が生まれるのか?

7.美容外科診療科
美容外科というと若い女性をイメージするが、ここの患者は31%が60歳以上。70歳以上も14%を占める。「心の年齢と容貌のかい離に気がつく患者さんが増えている」と診療科長の一瀬晃洋氏は話す。肉体年齢より意識年齢の方が格段に若い。

8.スーパーカブ
本田宗一郎が指示したのは「そば屋の出前のお兄ちゃんが片手で乗れるクルマ」。仕事に役立ち、悪路でも乗りやすい頑丈な乗り物を求めた。藤沢も「奥さんが買ってもいいと言うものにしてくれ」と号令をかけた。コンセプトが明確だったのだ。

9.個人事業者
ヤクルトみたいな個人事業者の仕組みをベトナムで取り込めないか。副業をしている人がたくさんいるので工夫をすれば可能かも。

10.「現実は夢を壊すことがある。だったら、夢が現実をぶち壊したっていいではないか?」
Reality can destroy the dream; why shouldn’t the dream destroy reality?
George Moor ジョージ・ムーア アイルランドの小説家/1852-1933

11.糖質
ファミマとRIZAPはサラダチキンやパスタ、ケーキなどで糖質を抑えた商品を販売している。9〜10月は「ビビンバ風サラダ」(368円、糖質量は約7グラム)や「濃厚味噌ラーメン」(268円、同約22グラム)なども発売する。冷凍食品の商品化も検討する。ファミマの沢田貴司社長は「糖質にこだわった商品のニーズはあると確信している」と話す。糖質過当競争にならないかな。

12.「カスタマイズスニーカー」
好きな絵柄や文字を靴にプリントできる、自分だけの1足をつくることができる「ホワイトアトリエ バイ コンバース」は世界に2ヵ所だけ。カスタマイズからマス・カスタマイズへ、そしてオープン・カスタマイズへ進化している。

13.通販でも県民性を
県民性が色濃く表れたのはポイントや割引クーポンに引かれて買ってしまう人の割合だ。1位は兵庫県(50.0%)で上位5府県すべて西日本となった。県民性をマーケティングしてみるのも面白いのでは。

14.今すぐ…
すごさ、美しさ、革命インパクト、熱狂的ファン、試せ、今すぐ…失敗しろ、今すぐ修正しろ。

15.「未来は、『今、我々が何を為すか』にかかっている。」
The future depends on what we do in the present.
Mahatma Gandhi マハトマ・ガンジー インドの弁護士、宗教家、政治指導者/1869〜1948

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