配信日:2018年10月23日
「新商品開発・ヒントビット」第213号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■213○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2018年10月23日(火)
明日のために、今をどう生きるか
「明日いい仕事をするための最良の準備は、今日いい仕事をすることだ。」
The best preparation for good work tomorrow is to do good work today.
Elbert Hubbardエルバート・ハバード
米国の作家、アーティスト、哲学者 / 1856〜1915
長寿社会、面白く楽しい老後を迎えるには、老中を充実して生きなければ、
老中を充実して生きるには、老前をイキイキ生きなければいけない。
今、ひとり旅中、弘前、老後(老中かな)を楽しんでいます。
【伝言】
◆第148回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー2018年12月6日スタートです
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。
★商品開発ヒントビット第213号
1.ユニ・チャームの「共振の経営」
「一人ひとりが汗をかいて革新の震源となり、ここの振動がより大きく会社全体で共鳴しあい、変化しあい、そして社員一人ひとりのビジョンの実現ができる会社経営の実践」。
個人と会社のベクトルが合わないと共振は起きない。
2.道楽
無償の遊戯性=道楽。無償はかっこいい。
3.時の銀行
自分が働いた時間の分だけ他の会員から買い物の手伝いや縫物などのサービスを受ける。時の交換がいいですね。
4.ブラックスワン
不安要因が重なっている疑心暗鬼の時に、想定されない、ブラックスワンが現れる。
些細なことがバタフライ効果を生む可能性があるかも?
5.変化
昔はローカルで線形的な変化(脳内)と、現代はグローバルで指数関数的な変化(現実)とのギャップが起きている。
体と社会のギャップがストレスなどの矛盾が生じる。
6.「ダンパー数」
人間は150人くらいの中で変化してきた。人間関係は150人ほどの規模が、良い関係を生む。
「ダンパー数」イギリスの人類学者、ロビン・ダンバー教授
7.バイオテクノロジーとバイオインフォマティクス
バイオインフォマティクス(生物情報学)では生物 情報を多量に扱うためのデータベース・テクノロジーと それを利用するインターフェースなどの基盤技術が必須。
両方が結びつくことによってイノベーションが起こる。
低価格燃料、高性能ワクチン、超高収量農業など革命が起こるのでは。
8.赤ちゃんも金色好き
7〜8ヶ月で見分ける。太陽光や照明の色と似ているからという分析がある。
「人に親しみやすさや安心感を与えるのではないか」中央大学山口真美教授
本能的な快の色では。赤ちゃんの喜ぶ行動は生まれながらの快、快開発のヒントになるのでは。
9.アドバイザリーコミュニティー
マーケティング・アドバイザリーは求められていないか?どう作るか?
10.洗う時間半分の洗剤
電力使用量の削減。家事にかかる時間短縮効果。5割が夜間に洗濯する働く女性にとって、タイムセーブ&エコノミーではないか。
11.複雑味覚の開発
五感を刺激する複雑味覚の開発に、複雑系の発想が活用できないか。
12.どちらがかっこよいのか
着ている人がかっこ良く見える服と、服がかっこ良く見える服、どちらがカッコよいですか。モノよりヒトですよね。ヒトが輝く商品を作らなければ。
13.幸せ
人を幸せ気分にさせるのは成長であって、豊かさそのものではない。成功のプロセスが報酬系を刺激する。
14.雑草は
地球自身がつくりだした自然回復機能。雑草の価値を見直し、雑草のような人に光をあてることが多様性につながる。
15.辞世の句
「散りぬベき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」細川ガラシャ夫人
花も人も散りどきを心得てこそ美しいのだ。何か今の私の心境に響く。