1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・新商品開発ミネラル」

【マツモト・新商品開発ミネラル】第272号

配信日:2010年11月2日

11月2日(火)
来年もよろしくのメールをもらいました。もう、2011年ですね。11月20日から23日まで、祭日を利用して上海一人旅に行ってきます。万博後の中国の一端を見てきたいと考えています。
ツイッターもご覧ください。1日数回つぶやいています。 http://twitter.com/katsu1970
*身体の回復 *商品開発システムの革新 *グローバルマーケティング など。

■『ロングセラーに安心感』
★気づき
 ロングセラーに安心感−直して使えて古びない価値
最近ロングセラー商品を選ぶ買い方が注目されている。セレクトショップ「D&DEPARTMENT東京店」では発売当時のまま作り続けられている、あるいは生産中止になったデザインを復刻して作った家具や雑貨を販売。同店を手がける「ドローイングアンドマニュアル」のナガオカケンメイ代表は「開店当時はいつも同じラインナップで客が来てくれるか不安だった」と話すが、開店後はいつも大賑わい。「最新・最先端だけでなくロングセラーも選択対象として比較することで、買い物の楽しみが広がる」と提案。

★コメント
 流行=変化に対して、不易=伝統がクローズアップ。ロングセラー化のマーケティングを磨かなければ。
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■『脱階層群』
★気づき
 金銭以外に人生の価値を追求する新しい社会層が登場してきている。例えば、地域のボランティア活動に参加。

★コメント
 これから、生きるとは、人生とは、が問われてきます。成熟時代の現象です。
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■『これからの技術屋』
★気づき
 「お金勘定が出来る技術屋さん」と「設計図が読める事務屋さん」の両方が同時に存在し、問題発見と問題解決の両輪が回っていくような会社がいい会社だ。
藤本隆宏氏 東大ものづくり経営研究センター長

★コメント
 研究所・開発の人々にP/L(損益計算書)が読めない人が多い。企業の目的は利益を出すこと、新商品はそのための手段。
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■『ボトム・アップ』
★気づき
 今までのボトム・アップとは、「下から上に稟議で物事を決めていく」こと。これからは「個人の資質、才能、可能性を十分に生かし、開花させ、下から盛り上げる社会づくりを目指す」というボトム・アップへ。
朝日新聞 2000.1.20

★コメント
 仕組みとしてのボトム・アップから、人間的なボトム・アップへ。
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■『ニッポン復活の10年』
★気づき
 成長へ、眠る力引き出す
長寿の国での働く仕組みを作る。高齢者に焦点を当てた社会制度とビジネスモデルを確立し、アジアが追随するような戦略を描く。高齢者の知恵と力を埋もれさせず、働きがいがある戦略とする仕組みが日本にいる。
日経新聞2010.1.1

★コメント
 負債だと思っていることは実は財産なのだ。高齢化、少子化、農業も成長の財産にできるのでは。

日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで

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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第272号(2010/11/2) (c) 1999Japan Orientation
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