配信日:2019年3月5日
‥‥…………………………………………………………………‥‥・・・
・■■■ 商品開発・マーケティングの
・■□■ MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
・・‥‥…………………… by Japan Orientation ………………‥・・・
■□ 第452号 Table of Contents 松本プラス忽那□■
◇マツモト・商品開発ミネラル
『生物の生態系=商売』
『「コメルス」ラテン語』
『プライオリティー・システム』
『「食卓の快楽」より』
『物語』
『消費者視点でわくわく商品開発のススメ:「素材、技術がよかったのに売れなかった商品は宝」忽那公範』
<伝言>
◆第150回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2019年4月18日スタートです。ゲスト講師の参加でより充実。
35年、企業から支えられてきました。感謝です。
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです
◆花王のヒットメーカーが指導する、わくわく商品開発・社内研修会
担当コーチ 忽那公範
商品開発“活性化”プログラム、短期集中で商品開発力が飛躍。
花王で次々ヒット商品を生み出した、元花王のヒットメーカーが、一体になって指導、サポートをします。
○新しく市場創造が出来る商品を提案。
○担当している商品の価値を高める。
詳細はお問い合わせください。
office_j@jorien.com
2019年3月5日(火)
京都 京北での「商品開発車座塾」4月6日(土)-7日(日)
新しい魅力的な価値の創造が停滞している、時代の変化・市場の変化・生活価値観の変化の芽を引き抜けていない、マーケティングの概念が陳腐化している。
新視点の発見による触発の「場」京都の京北・合宿で、新しい商品開発の模索をしていきたいと考えています。
京都の京北は、古くから自然と共生して、知恵や文化を生み出し、暮らしに根付いています。伝統と新しいものが自然の中で融合した、京都・京北地域に寝泊まりし、車座になって、これからの商品開発、マーケティングを徹底的に話し合いませんか。
<プログラム概要>
日時;4月6日(土)-7日(日)
6日午後京都駅集合、7日午後京都駅解散
コーディネーター;日本オリエンテーション松本勝英、その他商品開発プロの方々が参加。
参加費用;43,200円(含む消費税)(宿泊費、食事、その他飲食代)
申し込み;3月15日(金)まで office_j@jorien.com へ
≪マツモト・商品開発ミネラル452号;アーカイブス5≫
アーカイブスです、19年前のマツモトミネラルの読み直しです。
2000年にどのような発信をしていたのか?いまに繋がっているのでは。
コメントに、追加のコメント*をつけました。
■『生物の生態系=商売』
★気づき
ハワイのキラウェア火山を見るとそのそばにホウキ草しか生えていない。その少し外側にもう少し養分の多い土地があるけれど、ホウキ草はそっちに移ろうとすると、そこにある潅木に養分を取られて枯らされてしまう。結局自分が忍耐強く生きていられる場所が自分にとって最適地だ。
マツモトミネラル第11号 2000年03月01日
★コメント
花王の元社長常盤さんの話だったような気がします。「植物的経営」に対して、えさがある場所ならどこにでも出かけていく「動物的経営」もあります。どちらがこれからの経営スタイルですか。
*これからは「植物的経営」「動物的経営」を状況に応じて使い分けしていくことが必要では。ORの時代からANDの時代。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『「コメルス」ラテン語』
★気づき
交流という意味でコマース(商学)の同源。交流とは、次の3つを含む人間の社会的行為。
・コミュニケーション(やりとり)
・バーゲン(交渉)
・ゲーム(かけひき)
マツモトミネラル第9号 2000年02月01日
★コメント
言葉はいろいろ発想を刺激してくれます。ラテン語の世界をみると生きる原点が見えてくるのではないでしょうか。マーケティングは、やりとり、交渉、かけひき、が原点では。
*わからなくなったら原点に戻ろう。みなさんの商品の原点を見直してみると新視点が生まれてくるのでは。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『プライオリティー・システム』
★気づき
必ず優先順位をつけて高いものから3つに絞り、残りは捨てる→目標をはっきり
マツモトミネラル第9号 2000年02月01日
★コメント
選択集中の時代です。捨てることの重要性が大事になっています。
*戦略とはやらないことを明確にすること、強さを生かして、断捨離をしていかなければ。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『「食卓の快楽」より』
★気づき
食はいつまでも続く点、線、面に拡がる快。セックスはクライマックス型の快。
いい酒は水の如しに、おいしい料理はおいしさが残らず(おしつけがましくなく)、お腹がくちくならない。テイストは健康(スピリット)、イマジネーション、偏見をなくす、で決まる。
NHK12/24(3)開高健×辻静雄
マツモトミネラル第10号 2000年02月15日
★コメント
相当前のNHKの対談です。「やみつき」になる研究のヒントになりませんか。
情報消費社会の中で「やみつき」の研究は大事なテーマです。
*ほどほどが、また食べたいにつながるのでは、カルピスウォーターは飲み終わっても、ちょっと物足りないがまた飲みたい。美味しいものをほどほどにがリピート、やみつきになるのでは。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『物語』
★気づき
テーマは「物語」、物語とは存在理由の意味付け。僕らは自分を見つめ、内面を探検していってもおそらく何もないだろうということに気付いている。
そうではなく、他者との関係の中で「おれは何かあるはずだ」と自分の場所をつくっていくことが物語。死刑囚が花を活けて、その水を毎朝取り換えることに自分が生きている意味を見いだした。=これこそが物語そして、あらゆる欲望を超えた「人間の唯一の本能は物語を作る物語欲じゃないか」
鴻上尚史(第三舞台「宇宙で眠るための方法について序章」鴻上尚史作・演出)
マツモトミネラル第10号 2000年02月15日
★コメント
自分と他との間に関係をつけていくことが物語です。今私達はどんな物語を作りたいと思っているのでしょうか。
*今は孤に内化している、そこからは物語は生まれにくい、物語欲を刺激する提案をしていきたい。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『消費者視点でわくわく商品開発のススメ:「素材、技術がよかったのに売れなかった商品は宝」忽那公範』
メーカーにとって、商品開発は生命線だと思います。メーカーはモノを作る会社。メーカーにとって、マーケティングは、モノを売るために存在するものだと思います。小売のように非メーカーは、マーケティングをして利益を得ることが大切だと思います。今、小売が強くて、マーケティングの道具の1つが商品になっていて、メーカーの開発担当者が元気ないですが、メーカーは商品でマーケティングを起こすべきだと思います。では、どこに新しい技術、素材があるか考えると、実は、自社で、技術、素材が良くて売れると思った商品で失敗した商品の分析を徹底的にするといいと思います。技術、素材の良さの仕上げ方=新しい商品特徴として仕上げていない、ターゲットを絞って明確にしてこなかったということが大きな原因だと思います。
もう一度、自社の技術、素材の見直しをすると、自社は宝の山だと思います。その素材、技術の特徴が一番発揮される人、時をはっきりさせて、どう情報を伝えるかを徹底的に考えることが重要だと思います。
忽那公範(くつな きみのり)
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
◆土日朝一番の映画 映画は映画館で観るとワクワク・ドキドキです。
『天国でまた会おう』
ピエール・ルメトール原作、第一次世界大戦後のフランス、おそるべき犯罪の顛末。
原作を読んで観た方が良いのでは、私は原作にワクワクしたが、映画はついていく感じ。
『岬の兄妹』
妹を売春婦に、兄の葛藤と妹の最後のシーン、新鮮なストーリーと映像。
松浦裕也、和田光沙が好演。終演後トークショー 映画づくりの楽しみが伝わってきた。オススメです。
『アリータ バトル・エンジェル』
久方ぶりの3D、数百年後の世界、スクラップの山の中から発見され、新たな体を与えられ、再生する。あどけない少女と凶悪なサイボーグとの激烈な戦い。
アクションがすごい、オススメです。
日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで
■■■.......................................................................................‥‥・・
■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第452号(2019/3/5) (c) 1999Japan Orientation
・‥‥.......................................................................................‥‥・・