配信日:2011年8月23日
「新商品開発・ヒントビット」第58号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
◆58◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
○57○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
▽▲56 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
8月23日(火)
青(年)・中(年)・老(年)結合で地方を活性化しなければ。
17日から22日まで、釧路、旭川、稚内(礼文島)に行ってきました。地方の経済が心配。釧路は地域の中型店を含め、閉店・閉店・閉店しています。旭川は若い人が頑張っているためか若々しくて元気があるように見える。夏休みの旭山動物園へ行く人達も多く、東京から来ていた3世代家族に会うなど、旭川グランドホテルも大変混んでいました。ただ、動物園に陰りが見え、更なるアイディアが必要なのでは。旭川駅の改良工事が進行、ちょっと立派すぎる感じで、箱物づくり優先では?稚内が寂れている。シャッターを閉めた店の数が大変気になった。駅前は大きな野っ原になっていて閑散としている。商店街の看板にロシア語が書かれている店が多く、ロシア依存も高かったのか。ロシア人は見ませんでした。稚内駅前の相沢食品館は品揃えが豊富で、日本各地のローカル名産品も豊富。品揃え、POPの活性化など健闘中。地方はもっと青・中・老が活躍する「場」を作らなければいけないのでは。これらの地方の現状が、近い将来の都市経済を予見しているのでは。 自民党の「地方こそ原点」が寒々しかった。
【伝言】
◆第12回「商品開発・会津車座塾」の予定。
11月4日(金)5日(土) 会津「向瀧」
近未来のマーケティングを皆さんと話し合っていく「場」です。毎回、10人ほどのマーケティング・商品企画・研究開発・経営企画・国際部などの方々が参加しています。
近日中にメールにてご案内します。ご期待ください。
★新商品開発ヒントビット第58号
1.素を見せる
AKB48のようにタレントの『素』を見せる手法が主流。「素」を見せるとは。
2.日常を楽しむ
庭やベランダでアイロン掛けをやってみる。日の光を浴びながらアイロンをかけるのは、本当に気分がいい。掃除や食器洗いと違ってアイロン掛けはプロセス自体を楽しめる。アイロンの鉄人 松澤等氏
3.消費行動の変化
小5の26% ネットで買い物経験。親と相談せず。
4.報酬
人の褒め言葉も脳の中では報酬に成る。
5.「までい」
東北地方の方言「までい」語源は「真手(まて)」。丁寧に心を込めてという意味。東北地方の伝統的言葉の掘り起こしが大切では。
6.シフトしよう
何にシフトしたいですか。みなシフトしたいのでは。
7.「サロゲート」のDVDを見た
近未来SF。身代わりロボットで暮らす人々。人間とは、生きるとは、を考えた。
8.ZOZOTOWN
ファッション日本最大サイト。どこでもブランドファションが買える魅力。
9. 購入者と使用者
受験菓子、40代の購入率が10代を上回る。
10.NBとPBの価格差
ハウスのバーモントカレー180円、「トップバリュ」のカレー128円。3割安い。3割差が成功するかどうかの分かれ道では。
11.昔は
純愛をタテに、貧しさをヨコにした生き方。今の生きタテ軸、ヨコ軸は。
12.冷凍食品は
「便利」から「冷凍だからの、おいしさ」の開発へ。
13.持たざる
持たざる企業のクラウド、持てざる生活者のシェアー(カーシェアー)。
14.アジア・マーケティング・コラボレーション
アジアブランドづくりにとって必要では。
15.「夢」
不安定な時期にこそ「夢」が必要(ジョン・ガリアーノ ファッションデザイナー)。
政治家は夢を語って欲しい。