配信日:2011年9月27日
「新商品開発・ヒントビット」第60号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
◆58◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
○60○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
59▲▼ 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
9月27日(火)
17日(土)から24日(土)まで「ブータン王国」に行ってきました。
山間の中に首都、空港、町がある山岳高地がブータンです。
行きは豪雨でパロの飛行場に着陸できず、バングラディシュのダッカに6時間以上待機、首都ティンプーに着いた途端震度3以上の地震の出迎え。
総国民幸福量を目指し、国民の90%以上が幸福だと感じている、話題の国です。ちょっと懐疑的に見てみようと思っていたのですが、いまは幸せの国かもしれないと感じました。
幸せ感の基は、仏教・王国・自然、そして60万人の人口によるのでは。仏教が日常の生活の中に定着し、慈悲、殺生をしない生活が浸透、生活の中に仏教シンボルが溢れている。国民も仏教を強く信仰している。野犬が沢山いるが、街中でみんな寝転がっていて、人が近付いてもびくともしない。鶏をあまり食べない。鶏一羽もヤク一頭も殺生は同じ。ヤク一頭は乾燥させ1年の食糧を賄うことができる。政教分離は堅守している。宗教は学校では教えず、家庭で教えることが原則。
詳細は機会があったらご紹介したいと思っています。
【伝言】
◆第113回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
10月13日(木)スタートです。
<顧客創造型新商品開発>をめざす"これから"の新・商品開発セミナー
商品開発を実践的に、深く学ぶ『場』です。
時代・市場・生活価値観の変化を引き抜き(マーケティング・センスアップ)、魅力的コンセプト開発(思考体力)を身につける6日間36時間のセミナーです。
◆第12回「商品開発商品開発車座塾」
11月4日(金)5日(土)
会津若松の歴史と、独特の空間の『場』の力を借りて、参加者の皆さんのマーケティング叡智を解き放つ『場』です。
テーマは、「時代の変化を引き抜き、需要を創造する」。
業界を越えてオープンな話をしていきます。女性参加者もいます。女性もぜひご検討を。
★新商品開発ヒントビット第60号
1.ホスピタリティー
1.ホスピタリティーとは、個客発想。巣鴨信用金庫、ザ・ウインザーホテル洞爺で体験を。
2.「がんばる」の共同体
AKB48ファンとの特別の近さ。未熟さの肯定と成長するために「がんばる」プロセス。
3.情報化
情報信用の時代ではなく、情報引用の時代へ。引用から創造は生まれない。
4.アニミズム
日本は狩猟採取時代が長く、アニミズムの思想が強く残っている。人間と動植物の共存を唱えるアニミズムの復権がささやかれている。
5.高知県梼原町(ゆすはらまち)の町営ホテル「梼原町地域交流施設」
隈研吾の作品。地元の杉の木を生かした建築物。行って見たいな。
6.監視
物の監視と人の監視とは異なる。人の監視は、人権の重要さを認識しなければ。
7.アジア成功モデル
アジア市場で成功する為の「ヤクルトモデル」。働く場を作って拡販する。
8.尊敬される国になるには
世界から尊敬される国になるには、知識立国が立脚点。
9. 教育評価
「インストラクショナルデザイン」がクローズアップ。マーケティング発想で教育を考える。
10.常温のおいしさの再発見
冷酒、かん酒もいいけれど、常温の美味しさも魅力。ストレスを掛けない美味しさ開発。
11.生活に潤い
1/4ハンドメイドの余地を残す。
12.新しい流通「カルデイー」
買うことの楽しさ提案。
13.ギリシャ哲学の本を読む
ソクラテス、アリストテレス。人間の根っこと出会う。
14.アドセンス
非連続な発想を。
15.1000円満足ワイン
コノスル(チリ)、ヴァスコ・ダ・ガマ(ポルトガル)、蔵王スター(山形県上山市)、フィン・ラス・イゲラス(アルゼンチン)美味しい。