配信日:2013年12月10日
「新商品開発・ヒントビット」第108号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
001○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■107○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼108 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2013年12月10日(火)
12月1日から8日まで、ベトナムホーチミン、ハノイへ行ってきました。いろいろな経験と出会いがありました。
1日はベトナム航空のエンジントラブルで欠航、成田のホテルに1泊、初めての経験でした。ホテルで日本にITの研修に来ていたベトナムの若者と出会う。IT関係の日本企業が多数ベトナムに進出している現状を聞くことができました。ベトナム日系企業の社長とのミーティング、日本の魅力を活かしたローカル化の重要性を認識。日本留学経験者への「マーケティング塾」、熱心に受講してくれ、起業の意識が高い。新しいベトナム成功モデル作りに熱意を感じた。イチゴの生産指導に来ている日本人とも出会い、独自、高付加価値農産物の開発が求められ
ている話を聞く。店頭で生ガキを食べたり、ザザ虫などの昆虫食を食べたり、氷入りビールを普通に飲み、地元の屋台料理を堪能。腸がベトナム化してきた。
【伝言】
◆第126回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2014年2月6日スタート。好奇心に火をつけるセミナーです。
★新商品開発ヒントビット第108号
1.高齢出産と出生前診断の普及
将来は運動能力、外見、知能といった遺伝子を調べてくれるサービスが登場するかもしれない。もう登場しているのかな?
2.移民
アジア諸国から移民を受け入れることはどうか。優秀な人がたくさんいる。
3.ボクシングは
「普段出してはいけない感情をむき出しにできる」村田涼太。ボクシングの魅力に共感。
4.高齢者は
なるべく医療や介護に頼らず、普通の努力の範囲で健康を維持したいニーズが強い。
5.新製品率
小林製薬の新製品率 2013年3月期で7.5% 早期に10%に。新製品率は成長の重要な指標です。
6.キャッチネーミング
「人生よろこんで」50歳から80歳の高齢者をターゲットに、「ちゃんと応える医療保険」 保険の内容がわからない保険業界ではキャッチネーミング全盛。岩永悦弘氏
7.現場
ものづくりの現場を見てもらうのが、商品の価値を理解してもらうのには一番。
8.健康ステーション
人が集まりやすい場所に簡単な検診や運動、食生活の指導、健康情報などの提供を行う。これから増えてくるのでは。
9.ベトナム、Vinamilk
5兆ドンを超える利益。マーケティング・ディレクターと話をしてみたい。
10.セブンの強さ
利益貢献の高い独自商品×欠品させない。
11.米国ヨークランチ社
ヨーグルトのトッピング 売り上げ110億円。何か気になる。
12.実質効用から感覚効用へ
花王の「クイックルワイパー」。基本機能→本体の色を美しく見える白に、丸みを強調。インテリア感覚で部屋における。
13.これからの平和
「戦争の体験」を伝えるから「平和の体験」を考える。
14.会社の成長
成長期にあるのはアジア市場の成長を求めた、ユニチャーム、ピジョン。アジアでどう成功するか、まだまだ課題がある。
15.いまの政治
民主主義に無気力になっていないか。気になる。