1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(7/26)

配信日:2016年7月26日

「新商品開発・ヒントビット」第167号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■167○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2016年7月26日(火)
21世紀の日本の課題10
1.中国からベトナムにかけての東アジア地域に、調和を重視した環境を作り出すこと
2.日本国内に共同体意識を育成すること
3.自由な独創性を育成すること
4.巨大な港湾や金融市場を整備すること
5.日本企業の収益性を大幅に改善すること
6.労働市場の柔軟性を促すこと
7.人口の高齢化を補うために移民を受け入れること
8.市民に対して新しい知識を公平に授けること
9.未来のテクノロジーをさらに習得していくこと
10.地政学的思考を念入りに構築し、必要となる同盟関係を構築すること
ジャック・アタリ「21世紀の歴史」より。おもしろい本です。是非一読を。

皆さんはどのように考えますか?

【伝言】
第137回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2016年10月6日スタート
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第167号

1.企業家精神
ロバートフロスト(アメリカの詩人)は著書「行かなかった道」で「森の中で二股の道があり一方は踏みならされ、もう一方は誰も通った跡がなかった。私は後者を選んだ、それが大きな違いをもたらした」難しいけれどそこにチャンスがある。

2.√3
新規参入時競争メーカーのマーケティング費用の√3 掛けるでイコールになる。経験値である。

3.考現学
現代の世相、風俗を研究する民俗学的アプローチ。鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう−ファッション考現学』筑摩書房がおもしろい。

4.「ハマル」メカニズム
期待がハマルを作る。満足はハマル阻害要因。ちょっとした不満がハマルには重要。ちょっとした不満づくりが難しい。

5.勝つためには
むしろマーケット分析の反対のことをやるとか。そういう遺伝子を持ち合わせるというのが大切。大胆な仮説を作ろう。

6.食の新商品 食@新製品
食の新商品リストを提供してくれて便利。私も参考にしています。へ〜こんな商品があるのだ。

7.盛岡の「福田パン」
今話題のパン屋さんです。コッペパンがおいしいそうで、プラットフォームのコッペパンを大事にしていることが強さでは。ぜひ食べてみたい。食べた方のご意見を。

8.異論
無難な結論からは無難な結果しか生まれない。異質な結論を出して、よそに勝ち、結果を出す。へんな人がいなければ勝てない時代。

9.フレネミー
友人(フレンド)と敵(エネミー)の造語。ウーバーとトヨタの関係、これからの新しい競合関係かも。

10.別世界の開発
家族と共にスキューバーに、ストレスを解消するための別世界の開発を。わたしにとっての別世界は世界一人旅かな?ブータン、ケニアは刺激的でした。

11.欲望研究
・欲望研究者リスト・研究報告書・研究会・共同プロジェクトがやれないかな。

12.創造とは「立ちあらわれ」「驚き」です
その場の状況に乗っての、即興知、臨場知などが重要になってくる。触発しよう。

13.ひらめき
ひらめきを言葉に出来ないとそのひらめきは発展しない。概念、コンセプトはまず言葉から。

14.商品と宣伝の関係
「宣伝は品質の外延であり、品質は宣伝の内包である」

15.事業の目標
年10%の成長率、10%の税引前利益率。いかなる年度においても新製品の比率(過去5年間に存在しなかった製品の)25%。目標の参考になるのでは。

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