配信日:2017年1月10日
「新商品開発・ヒントビット」第174号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■174○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2017年1月10日(火)
あけましておめでとうございます。
2017年も、触発をして、刺激し合い、楽しくクリエーションしましょう。
2017年のわたしのテーマは、"触発"です。
"触発" を一生懸命進めたい。
"触発" いろいろ多様な人たちと出会いたい。
"触発" を深めていきたい。
"触発" を広めていきたい。
"触発" を楽しんでいきたい。
"触発" によって、創造をしていきたい。
みなさんと"触発"の「場」を楽しみにしています。
【伝言】
◆第139回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー2月16日スタート
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。
★新商品開発ヒントビット第174号
1.チョコット能増
富士重工の「チョコット能増」 金をかけず、既存設備を最大限生かすことを一生懸命やってきた。連結営業利益17.5%に結びついている。実需要に合わせて増やすことで、背伸びをする規模拡大に背を向ける。急激な変化に対応するには「チョコット」が大事では。
2.プレゼン
花王では、プレゼン用の見栄えのよい資料などは不要とされる。元社長の後藤氏は手の込んだ資料を目にして、担当者を怒ったことがあるという。「資料のレイアウトだけで、どれだけ時間を使ったのか。資料はあり合わせでかまいません」。かっこ良いプレゼン資料づくりが生産性を低下させている。ワンペーパー企画書が良いですね。
3.余裕
心の余裕を失わない生き方を、そして、いろいろなことを楽しく受容する。
4.後の先
大相撲が始まった。よく出る言葉に「後の先」がある。相手の動きをよく見て技を出す。相手に攻撃をさせ、相手の攻撃を捌くと同時に反撃をする。強者の戦略です。
5.ロボットの進化進歩によって労働の場がなくなる
皆さんはどのように考えますか。
自然と共に暮らす自給自足ライフと、ベーシックインカムの可能性を検討してみると幸せが生まれないか。
6.縁コミュニティーの崩壊
地縁、家族縁、企業縁、学校縁が崩壊し、情報縁の社会になっている。もう一度縁コミュニティーをどう復活できるか。地域縁の復活が先行することはおもしろいかも。沖縄に学ぶ。
7.現実と虚構
現実と虚構との境がわからなくなった人たちがウソのニュースを信じ込み、ゲーム感覚で嫌がらせをする。我々はそういう時代に生きている。振り回されないように自分を強くしていくことが大事では。
8.Facebook Instagramは
好かれたい欲望の反映では?アイデンティティが揺らいでいる時代では?
9.Panasonic 酸素美泡湯
売れるかな、5段階評価で評価すると。健・美より美・健の方が魅力的です。
10.傾聴
自分を鏡のようにして相手の話を聞くことで、相手が自分自身と向き合い、意思決定を促す技法。人の話を傾聴しよう。カウンセリングのキーです。
11.半歩前に
半歩前に出れば、次の半歩も出やすくなる。その後は前に出るのが容易になる。まずは半歩前に出る意識を持とう。
12.ヤッホー・ブルーイング
YONA YONA ALE、インドの青鬼、水曜日のネコ、東京ブラックなどのネーミングがおもしろい。パッケージもユニーク、ターゲットを明確にしてストーリーを作る。弱者の戦略であると同時に、楽しさの差別化としておもしろい。楽しくないと魅力がない。
13.駅にピアノを置いた街
パリのサン・ラザール駅構内に人間中心の公共空間がある。文化がオシャレになっていて共感。
朝日新聞 波聞風問(はもんふうもん) 2016.12.27
14.新興国が先行国になるかも
新技術の活用は日本の外で先行しつつある。東南アジアの新興国ミャンマーの資本市場の育成を支援する大和証券グループ本社は、ヤンゴン証券取引所の取引に低コストのブロックチェーンの導入を目指す。固定電話を飛び越えてスマートフォンになったように、新興国が先行国になる。
15.グローバル化の矛盾
国際経済システムがどれだけグローバル化しようと、政治経済が国民国家を基本にしていることは変わりない。この矛盾が反グローバル化の火種になっている。開くのか閉じるのか、開く、閉じるのアウフヘーベン 弁証法的な新しい発想が生まれないか。