1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモトミネラル」

マツモトミネラル第6号

配信日:1999年12月15日

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・■■■       商品開発・マーケティングの       ■■■・
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・■□■…ご挨拶……………………………………………………………‥‥・・
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      「ヒューマン」な商品の開発が重要になってきています。企業の
     なかにも「ヒューマンデザイン開発部」などの専門的開発部門が生
     まれてきています。「製品中心」から「人間中心」の商品開発へ。
     マーケティングとは「人間を研究」することだと私は思っています。
                日本オリエンテーション 主宰 松本 勝英

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・■□■…第6号の内容……………………………………………………‥‥・・
 ■■■ Table of Contents

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 ┛┛┛  『アンドロイド』
 ┛┛┛  『神の宿る場所をつくる』
 ┛┛┛  『「ハイテック・ローライフ」』
 ┛┛┛  『キャノンの「研究開発の5原則」』
 ┛┛┛  『知能』
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■『アンドロイド』
   ★解  説
      モダンの時代の筋肉美の男(シュワルツネッガー)が、テカテカ
     光る皮膚の内側がシリコンチップやダイオードや原色の配線の塊で
     できていることを暴露=アンドロイドとしてしか生き残れない役を
     演じていた。(映画「ターミネイター」だったような気がしていま
     すが?)
   ★ミネラル
      「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(フィリップ・K・デ
     ィック)のような世界に行こうとしているのか。強い人間に改造す
     ることは弱い人類になることのような気がしています。マクルーハ
     ンの「人間拡張の原理」にたいして身体感、生命感を持った「新・
     人間拡張の原理」が今必要なのではないでしょうか。
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■『神の宿る場所をつくる』
   ★解  説
      「おこげ」の中に本当のおいしさがある。「おこげ」は神の宿っ
     た場所ではないか。
   ★ミネラル
      石焼きビビンバのおこげのおいしさもいいですが、偶然にできた
     「おこげ」のほうがもっとおいしいのはやはり「神」が宿っている
     からなのでしょうか。「神」の宿る場所を発見しませんか。    
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■『「ハイテック・ローライフ」』
   ★解  説
      「BANANA CHIPS LOVE」の監督もつとめる映像作家の高城剛氏。
     テレビ12台、コンピュータ8台、ハイビジョン受像機1台を持つ
     が、洗濯機、冷蔵庫は持たない。一方で自宅に茶室をしつらえ、茶
     花を活ける。     
   ★ミネラル
      現代のカッコイイ生活感覚のような気がします。ハイテク化すれ
     ばするほどローテクライフが求められる時代です。「ローテクライ
     フ商品」を開発してみませんか。
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■『キャノンの「研究開発の5原則」』
   ★解  説 
     1、軍事目的の研究はしない。
     2、環境・エコロジーに反する研究はしない。
     3、世の中にない技術ジャンル、商品ジャンルを作り出す。
     4、他社の技術ジャンル、商品ジャンルを尊重する。
     5、世界適地で研究、開発活動を行い、成果を上げた国で実用化を
       めざす。     
   ★ミネラル
      人間が社会、自然との共生のための原則のような感じがします。
     他社の成果を認めその次の次世代開発へのチャレンジを刺激する原
     則にもなっていす。
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■『知能』
   ★解  説
      モノ重視から知能とサービス重視への転換。サービスと知能の
     「構成部品」は増えているか。
     商品は製品ではなく知能だ(ミネソタ・スリーエム)
   ★ミネラル
      ソリューションの時代です。キログラムいくらの時代は終わって
     います。「つくる」技術も重要ですが「使い方」の技術の開発が重
     要になってきています。
     
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 ■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
 ■■■ 第6号 (1999/12/15)  (c) 1999 Japan Orientation
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