配信日:2014年9月2日
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・■■■ 商品開発・マーケティングの
・■□■ MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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■□ 第363号 Table of Contents □■
◇マツモト・商品開発ミネラル
『少子化対策を考える』
『雑草に学ぶ』
『身体感の回復』
『エクアドルでバナナ農業』
『農業の改善』
<伝言>
◆第129回「新・商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2014年9月18日スタート
商品開発プロになるための実践練習場です。“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。好奇心に火をつけるセミナーです。
2014年9月2日(火)
創造的学習法
1983年から30年、日本オリエンテーション「新商品開発プログラムのたて方36時間セミナー」の学びの基本です。
創造的学習法とは
……人の話を聞く場合、そのままの形で頭の中に入れるのがいわゆる模倣的な学習で、反対に、話を抽象的な本質にし、これにご自分で関心の部分における条件群を入れながら話を聞いてゆくやり方が、創造的なのですね……
湯川秀樹、市川亀久弥、梅原猛著「人間再発見」より
ぜひチャレンジしてください。セミナーにも参加してください。
■『少子化対策を考える』
★気づき
1. 教育期間中の結婚や出産を社会が許容する制度 大学や専門学校の学生を対象とした託児場を設置。
2. 両親が一定の年齢になるまで育児資金を低利で貸与する 長期金利0,5%。
3. 農山村に全寮制の保育所や安心して預けられる小・中・高校を設ける。
堺屋太一
日経新聞2014.09.01
★コメント
なかなかユニークな発想です。みなさんはどんな少子化対策を考えますか。早く結婚して子供を産むことが少子化対策になると言われていますが、沖縄など南の国、地域にヒントがないのかな。地域コミュニティのサポートを活用、活性化できないかな。アイディアが出てこない残念。
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■『雑草に学ぶ』
★気づき
踏みつけられると、種の表面がねばねばしていて、ヒトに踏まれて新天地に運ばれるカタバミ、冬の間でも花を咲かせ、春にきちんと種を残すニホンタンポポ、雑草をポジティブにとらえるのは日本人くらい。
稲垣栄洋 静岡県農業技術研究所上席研究員
日経新聞2014.06.15
★コメント
雑草に困っている人はたくさんいるのでは。困難な時を雑草の生きる力から学ぶことができないか。厳しい時に花を咲かせる頑張りを成果に結びつける、ニホンタンポポのような生き方もいいですね。
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■『身体感の回復』
★気づき
「人間の拡張」から「身体感の回復」へ
人間の脚の拡張としての車が脚の退化をまねく、人間の拡張は身体感の退化につながっていくのでは?
身体感の回復とは
・生命体としての身体;誕生、呼吸、死、魂、自然との回路
・運動体としての身体;筋肉、パフォーマンス、汗
・変容体としての身体;成長、変身
・回復体としての身体;ホメオスタシス、自己修復、白血球、リンパ腺、抗体
★コメント
これからは人間の機能の拡張に対して、人間本来の身体感の回復が求められるのでは。商品開発のヒントがたくさんある、ホメオスタシスは大きなテーマですが、私は呼吸をテーマにした商品を開発したい。
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■『エクアドルでバナナ農業』
★気づき
エクアドルのバナナ農業で一大革命を起こした田辺さんの話に共感。
「バナナは農産物ではなく工業製品になってしまった。」と気づき、茎や葉を発酵させて肥料を作り、ミミズを育て土を豊かにする、コストは通常の2倍かかるが、日本でバナナ1本100円で売れる。
日経新聞「春秋」2014.08.20
★コメント
農業のあるべき姿では。メコン圏の農業に興味を持っていますが、メコン圏の農業も手間暇かけた高付加価値農業をやるといいと思っています。
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■『農業の改善』
★気づき
・異質なものに触れることで、自らが変わる。いまトヨタに、農業が学ぶ。コメ生産の農業法人の間では、トヨタ生産方式にならった経営の効率化が広がり始めている。多めに作っていた苗は必要なだけの量にする。田植えや収穫の時間もIT(情報技術)で管理。作業の無駄を徹底的に省いて、資材費や労務費を削減する。
・野菜や果物にも「カイゼン」が広がれば日本の農業はぐんと強くなる。心配なのは農協に、自己改革の意気込みがあまり感じられないことだ。全国農業協同組合中央会の「革新プラン」は企業との提携などの案が具体性を欠く。国際競争に勝てる農業を、という世の中の期待が伝わっているのだろうか。タコツボでは困る。
日経新聞「春秋」2014.04.08
★コメント
農業と工業の融合による、新しい自然工学が生まれるのでは。厳密な管理ではなく、自然の幅を理解した管理にならないといけないのでは。
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◆土日朝一番の映画
映画は映画館で見ると、もっと楽しくなる。
★「パルフィ人生に歌えば」
監督;アヌラーグ・バス キャスト;ランビール・カプール、プリヤンカー・チョプラ、イリアナ・デクルーズ
聴覚に障害のある青年の、純愛を超えるnaturalな愛。ドタバタもあり、メルヘン
があり、歌があり、エンターテイメントとして楽しいインド映画の満杯、オスス
メです。
★「NO」
監督;パブロ・ラライン キャスト;ガエル・ガルシア・ベルナル
南米チリのピノチェット独裁政権に「NO」の広告キャンペーンを展開する人たち、独裁のネガティブを展開するより、未来思考のNOが力を持つ。画面がちょっと荒れたドキュメンタリー表現が魅力になっている。NO派の陣営とYES派の陣営がわかりにくくなったのがちょっと気になる。オススメです。
★「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」
監督;ジャンフランコ・ロージ
ローマを取り巻くローマ環状線GRAの沿線に住む人たちの暮らし、こころにいろいろな悩みを抱えているがリアルな生き方に共感。画像が素晴らしい。魅力的ドキュメンタリー映画です。オススメです。
1日に2本みてちょっと疲れた。
日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで
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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第363号(2014/9/2) (c) 1999Japan Orientation
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