配信日:2016年2月16日
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・■■■ 商品開発・マーケティングの
・■□■ MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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■□ 第395号 Table of Contents □■
◇マツモト・商品開発ミネラル
『人工知能 (AI)や機械に絶対奪われない3つのスキル』
『よく読むとは』
『歩くことは創造的思考を促進する』
『故、ジョージ・ミッチェル』
『大企業の逆がすべて正しい 創刊号のアーカイブスより』
<伝言>
◆第135回「新・商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
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★商品開発プロになるための実践練習場です
★“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ
★好奇心に火をつけるセミナーです
◆商品開発カウンセリング
◆商品開発社内教育
2016年2月16日(火)
息抜き、息入れ
昨夜まで東北の旅に行ってきました。八戸の鮓屋で人と出会い、最後のバーまでご一緒し、弘前では行きつけの割烹に行き、ごちそうを食べ、シャンソンを聴き、秋田では比内地鶏を食べ、時間があったので映画を見て、帰りにセミナーによく参加してくれている企業を訪問。社長といろいろ意見交換をしました。
息を抜けば、自然に息が入ってきます。息を抜きましょう。
■『人工知能 (AI)や機械に絶対奪われない3つのスキル』
★気づき
1. クリエイティブ
0から1を作り出す事。これは機械には出来ない。AIは過去のデータを元に未来を予測する事は出来るが、全く新しいものを作り出すのは人間にしか出来ない。デザイナーやエンジニア等のクリエイティブな仕事は、これからもどんどん必要とされていく一方であろう。
2. リーダーシップ
優れたビジョンを掲げ、卓越したコミニュケーション能力で人々を導いて行く存在。人間との心の通じたやりとりができるそのスキルは自動化が進む現代こそ一層求められている。人間がロボットのリーダーに従って心が一つになる時代は、恐らくしばらくは来ないだろう。
3. 起業家
機械は基本的には起業しない。むしろ絶対にしないだろう。交渉力、ビジネスセンス、問題解決能力が求められるのが起業的スキルである。その点においてはテクノロジーがどんなに進化しても、新しいプロダクトやビジネスを通じ社会を変えて行く起業家は世の中にとって今後もより一層必要とされるだろう。
Brandon K. Hill
CEO of btrax, Inc
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★コメント
クリエイティブ、リーダーシップ、起業家、どれも難しいことであるが、クリエイティブではセレンディピティを高める。リーダーシップでは利己的ではなく利他的精神を持ちたい。小さな起業家を目指していこうかな。
本文を読んでみると、おもしろいヒントがたくさんあるので、ぜひ読んでみてください。
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■『よく読むとは』
★気づき
文章を読むことは、この人はこの文章をなぜ書いたのだろうという心の奥底を読み取っていくこと。いわゆる魂に触れることで知識を貯めることではない。現代の我々は本を読む時は、知識や情報を得ようとして読んでいるのでは。
★コメント
本を読むとは戦いであり、触発の場でもあります。言霊に触れたいですね。
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■『歩くことは創造的思考を促進する』
★気づき
歩行中には特定の脳内物質が分泌されるので、脳がよりリラックスした状態になるという。これは脳の実行機能、つまり仕事への集中や予想外の出来事への対処などをつかさどる機能の働きを助ける。
ウォーキング会議に最も適しているのは、何かの判断や意思決定について話し合う時や、解決法を探るような時では。
★コメント
私もアイディアが出ない時によく散歩に出かけます。歩きながらノイズを入れることがアイディアを生み出す経験をしています。その時は、ぜひメモを持って行ってください。
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■『故、ジョージ・ミッチェル』
★気づき
岩と岩の間にある天然ガスを取り出して商売にできないかと試み、失敗の連続、みんなから「クレージー」と言われた。1990年末にガスだけでなく石油も取れた。岩の名からシェール革命が起きた。なんとその時70歳で、ブレークスルーを果たし、巨大資本やメジャーとは関わりなく、独立自尊。まさにアメリカン・アントレプレナーの典型的な人物です。
★コメント
アントレプレナーは信念を持ったクレージーです。想いを強く持つことが出来るかがポイント。多数の破綻者、失敗者の屍を超えていかなければ。
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■『大企業の逆がすべて正しい』
★気づき
(1)マーケットアウト。ユーザーの欲しい物を我々がユーザーに代わってメーカーに発注して調達し、それをユーザーに販売すること。
(2)ニーズに合ったものならば本来、営業マンがいなくても売れる。
(3)業務への忠誠心さえあればよい。
元ミスミ 田口弘社長
★コメント
顧客購買代理人の発想に立てば、まだまだ新しいビジネスモデルが生まれてきます。今の「保険の窓口」も同じビジネスモデルです。まだまだ顧客購買代理人モデルはおもしろいのでは。
創刊号のアーカイブです(1999/10/01)
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◆土日朝一番の映画 映画は映画館で観るとワクワク・ドキドキです。
『オデッセイ』監督;リドリー・スコット キャスト;マット・デイモン
極限状態の人間の描きかたがアメリカ的。日本人だったらどう対応するのかな?最初から出来上がっている感じがし過ぎで、感動感、ワクワク感が物足りない。映像は魅力的でした。
日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで
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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第395号(2016/2/16) (c) 1999Japan Orientation
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