配信日:2000年03月01日
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・■■■ 商品開発・マーケティングの ■■■・
■□■ MATSUMOTO・MINERAL ■□■
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・・‥‥……… by Japan Orientation 等幅フォント推奨 …………‥‥・・
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3月になりました。早いですね。桜の固い木の芽もちょつとふっくらして
色っぽくなったような気がします。春は木の芽がでるほどエネルギーを持っ
た季節です。革命が春時に多いのもこのことと関係があるのかもしれません
。変な人も現れる時期でもあります。消費のエネルギーをとらえる新商品は
開発されていますか。
日本オリエンテーション 主宰 松本 勝英
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・■□■…第11号の内容……………………………………………………‥‥・・
■■■ Table of Contents
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┛┛┛ 『こだわり』
┛┛┛ 『生物の生態系=商売』
┛┛┛ 『生と死』
┛┛┛ 『儀礼』
┛┛┛ 『トリックスター』
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■『こだわり』
★解 説
「こだわり」をつけることと「こだわり」を捨てることどちらも
大事では。
「こだわりを捨てること」として、大きめの服を着る、それが一つ
の表現。
★ミネラル
「こだわりを捨てる」ことが新しい生活、新しい発想を生んでい
く視点ではないでしょうか。
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■『生物の生態系=商売』
★解 説
ハワイのキラウェア火山を見るとそのそばにホウキ草しか生えて
いない。その少し外側にもう少し養分の多い土地があるけれど、ホ
ウキ草はそっちに移ろうとすると、そこにある潅木に養分を取られ
て枯らされてしまう。結局自分が忍耐強く生きていられる場所が自
分にとって最適地だ。
★ミネラル
花王の常盤さんの話だったような気がします。「植物的経営」に
対して、えさがある場所ならどこにでも出かけていく「動物的経営」
もあります。どちらがこれからの経営スタイルですか。
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■『生と死』
★解 説
老いや死への関心高まる
技術文明社会に対する夢が失われて明日より今日、そして死へと人
の気持ちは内へと傾いている。「私どもは死なねばならないことを
忘れていた」科学技術の進歩が死の時間を奪い、死を人工化した。
(季刊誌「仏教」6号、法蔵館)
★ミネラル
「死」を意識することによって「生」がイキイキしてくるのでは
ないでしょうか。
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■『儀礼』
★解 説
「社会はすべてリチュアルでできている」
リチュアルとは「儀礼」のこと、儀礼とは習慣化された振る舞いの
ルール。
(アメリカの社会学者 E・ゴフマン)
★ミネラル
「儀礼」を研究することが生活のコンテンツを発見するチャンス
になるのでは。
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■『トリックスター』
★解 説
現代社会の歪みが生んだともいえるボーダーラインの人たちは、
しかし現代社会が必要としている存在である。「彼らはオーソドッ
クスに生きられない、したくない、時代や社会を極めて敏感に捉え
る」
民族神話によく登場するトリックスターをいう役割に似ている。
★ミネラル
「変な人」は私にとってほめ言葉です。利口でない「変」な人に
なって欲しいと思います。
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・■□■…「MATSUMOTO・MINERAL」とは……………‥‥・・
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数年前から新聞、雑誌(あまり読んではいませんが)本、いろいろな
人との話し合い、そして自分で考えたことで、いろいろ考えるときの私
のマーケティング・ミネラルとなっているメモです。出所など明記をし
なければいけないものも入っていますが、あるものとないものが入って
います。ご了解ください。原則として毎月2回(1日と15日)みなさ
んのメールに投げ込んで行きます。触ってみてください。
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・■□■…「商品企画力・強化塾のプログラム」のご案内……………‥‥・・
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★ 数年・数億円をかけた新商品の成功確率は一般的に1/10といわれ ★
ています。しかし新商品の成功が企業成長の原動力です。業界にお
けるトップ企業は、5年後の売り上げにおけるその5年間で開発し
た新商品の構成比が50%以上を目標にしています。
この「商品企画力・強化塾」は商品企画力を飛躍的に高めるため
に、「テーマ開発」「時代・市場・生活価値観の変化のキーワード
開発 」「ターゲット開発」「場面開発」「効用開発」「商品コン
セプト開発」「製品アイディア開発」
のスキルを飛躍的に向上させるものです。
1.商品企画力を高めるスキルを飛躍的に高め、みんなで共有化す
る
2.商品企画力を高めるため、
「有望開発テーマバンクづくり」「ターゲットバンクづくり」
「オケージョンバンクづくり」「効用(BENEFIT)バンクづくり」
「商品コンセプトバンクのシステムづくり」
を目指す
3.具体的に次期商品テーマを設定し魅力のある商品コンセプトを
開発する
詳細プログラムができていますのでご興味ある方は下記までご請
★ 求ください。 MailTo:webmaster@jorien.com ★
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■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第11号 (2000/3/1) (c) 1999 Japan Orientation
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