１９７０年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。
マツモトミネラル第53号
配信日：2001年11月30日
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・■■■ 商品開発・マーケティングの ■■■・
■□■ ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬ ■□■
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・・‥‥……… by Japan Orientation 等幅フォント推奨 …………‥‥・・
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１１月はじめに６日間の北海道１人旅をしてきました。釧路のちょっと
さびれた地方都市の飲屋街を楽しみ、知床は１１月初めだというのに雪吹雪
で、バス路線も１０月末で終わっている路線もあり、完全な冬でした。冬の
知床の自然はすがすがしく、よかったです。網走で行きつけの「博多」（変
な名前ですが）で痛飲、楽しい歓迎を受け、１年のストレス解消。旭川はた
いへんおしゃれな街でした。名物のラーメン屋を２軒食べましたが６０点で、
抜けたおいしさではなく残念。小樽はいつもの小樽で、裏道散歩。小樽から
函館までは、余市、倶知安、長万部を通る函館本線でローカルな風景に感
激。函館は行きつけの「杉の子」で１パイ１００円のハイボールを堪能。
松本さんは、なぜ冬北海道に行くのですかとよく聞かれます。「寒いから
温かさを感じるんです、１人旅だからホッとするんですよ。」
１２月のＰＦ会（１３日木）は「温かさの開発」をテーマにしたいと思って
います。
日本オリエンテーション 主宰 松本 勝英
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ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬのバックナンバーは以下のアドレスで
ご覧になれます。http://www.jorien.com/mineral.html
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・■□■…第53号の内容……………………………………………………‥‥・・
■■■ Table of Contents
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┛┛┛ 『ダブルエッジ』
┛┛┛ 『共創の五原則』
┛┛┛ 『役割で生きる男』
┛┛┛ 『人間』
┛┛┛ 『非関与世代』
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■『ダブルエッジ』
★解 説
・両刃の剣ファッション
薄いシフォンのワンピースに軍服のようなジャケット、ふりふりの
レースのブラウスの上に黒い革ジャケット、という組み合わせは
「マスキュリン＆フェミニン」というテーマをおさえたスタイルと
見える。男性的な要素と女性的な要素をそれぞれ強く主張させるス
タイルである。このようなテイストが今、「ダブルエッジ」と呼ば
れて脚光を浴びている。エッジとはナイフの刃の部分で、ダブルエ
ッジとは両刃のこと。男性的要素と女性的要素、それぞれともに切
れ味がよいのが、ダブルエッジなスタイルというわけである。
2001.9.28 日経新聞 中野香織（服飾史家）
★ミネラル
「ダブルエッジ」という概念は大変魅力的です。相反するものを
融合し新しいモノを作る編集化がクローズアップされています。
まったく融合して１体化してしまうのもおもしろいですが、融合と
いえるのかどうかわかりませんが「ダブルエッジ」もおもしろい融
合では。
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■『共創の五原則』
★解 説
1.考え方や認識の共有化
2.利害の共有化
3.情報の共有化
4.システムの共有化
5.新しい市場機会、マーケットチャンスの共有化
緒方知行氏
★ミネラル
緒方さんはイトーヨーカ堂の分析、研究で大変役に立つ情報を
提供してくれています。これからはいろいろの企業間の共創が重
要になります。共創原則の確立と進行、まとめのためのプロデュ
ーサーが必要になるのではないでしょうか。
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■『役割で生きる男』
★解 説
主婦（オバサン）は多かれ少なかれ、自分と役割（よき妻、よき
母）との間の距離におさまりきらない自分自身を感じつつ生きてい
るのかもしれない。「役割でしかない存在」として生きている男た
ちは部長、取締役、教師やらといった役割の向こう側には何もない
のでは。
★ミネラル
男たちの生き方が問われているのではないでしょうか。「役割で
しかない存在」から、自分でしかない自分を創り出していくことが
イキイキ生きることではないでしょうか。
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■『人間』
★解 説
自分が親でも遺伝子だけは生き残るといった考え方に見られるよ
うに、本当は「常」のないものに「常」があると探そうとするのが
人間。社会の規範も同じことで、必要以上に「常」信じたために時
代が変わって、現代人はよるべを失ってしまった。池田 清彦氏
★ミネラル
「常」とは、「いつまでも変わらないこと」（広辞苑）
「よるべ」とは「たのみとする所、よりどころ、よすが」（広辞苑）
という意味です。日本の著名な生物学者の言葉です。
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■『非関与世代』
★解 説
野田秀樹や浅田彰の世代。団塊世代的な教条主義を避け、真面目
さをはぐらかし、頑なさをあざ笑い、真理や正義を胡散臭いモノと
して疑い、本当のものを求めない”しなやか”な強さを持っている。
ディタッチメント（非関与）世代。
★ミネラル
ちょっと気になる世代です。アメリカのグローバリズム、小泉人
気、など気になる流れのなかで、しなやか、非関与的感覚が重要な
のではないでしょうか。
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・■□■…「ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬ」とは……………‥‥・・
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数年前から新聞、雑誌、本、いろいろな人との話し合い、そして自分
で考えたことで、いろいろ考えるときの私のマーケティング・ミネラル
となっているメモです。出所など明記をしなければいけないものも入っ
ていますが、あるものとないものが入っています。ご了解ください。
原則として毎月２回（１日と１５日）みなさんのメールに投げ込んで行
きます。触ってみてください。
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・■□■…１２月の日本オリエンテーションのご案内…………………‥‥・・
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★ＰＦ会のお知らせ
テーマ：「温かさの開発」
時代が寒くなってきています（気候もですが）。
「温かさ」とは、温かみのある商品とは、を考えてみたい
と思います。
時代のテーマだと思いませんか。
日 時：2001年12月13日（木）19時〜21時頃迄
会 場：日本オリエンテーション事務所
文京区西片1-14-13 TEL 03-5802-4151
会 費；１０００円
★新商品開発カウンセリングシステム「ＴＨＥ ＳＯＬＵＴＩＯＮ」
新商品開発、商品開発システムの革新と組織改革、商品企画者の
育成などのカウンセリング・ソリューションプログラムです。
毎月１回２時間、日本オリエンテーション松本勝英による、貴社の
商品開発解決課題を解決するプログラムです。
２００２年１月スタート。
詳細は日本オリエンテーションホームページをご覧下さい。
http://www.jorien.com
★魅力研究会第９回
テーマ：「かっこいい・素敵」感覚をもっと商品へ
日 時：2001年12月10（月）13:00〜17:00
会 場：島根イン青山
参加費：21,000円
1.『素敵の誕生ーファッション・流行現象から』
講師：中野香織氏（東京大学講師）
2.『かっこいい感覚ーその魅力を取り込むために』
講師：藤本憲一氏（武庫川女子大学助教授）
詳細は日本オリエンテーションホームページをご覧下さい。
http://www.jorien.com
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■□■ 「ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬ」
■■■ 第53号 （2001/11/30） (c) 1999 Japan Orientation
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┛┛┛ 発行者 日本オリエンテーション 松本 勝英
┛┛┛ 問い合わせ MailTo:webmaster@jorien.com
┛┛┛ 登録・削除 MailTo:mineral@jorien.com
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