１９７０年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。
マツモトミネラル第68号
配信日：2002年07月15日
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・■■■ 商品開発・マーケティングの ■■■・
■□■ ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬ ■□■
・■■■ 発行者：日本オリエンテーション 松本 勝英 ■■■・
・・‥‥……… by Japan Orientation 等幅フォント推奨 …………‥‥・・
http://www.jorien.com
台風が去り本当に暑くなりました。（また来ていますが）
７月１日から１３日までの２週間はのんびり仕事でした。たまにはいいこと
だと思います。６０歳になったらこんなペースで仕事ができればいいなと思
います。
７月１日（月）午前中は定例の社内ミーティング。社内の各自の情報を持ち
寄って、時代・市場・生活価値観の変化を読み合う時間です。
＊福祉ビジネスをグローバルニッチで＊知的資本を数字で示す必要性につい
て＊消費される「癒しの楽園」沖縄、「癒し」を求めるまなざしはマジョリ
ティーからマイノリティーへ向けられる＊スポーツビジネスＮＦＬに見る成
功の秘訣＊更年期、アンチエイジングにホルモンを＊奥歯で感じる「しこし
こ」味覚について
などなど毎週１０から３０ぐらいのキーワードを開発しています。ご興味の
ある方は参加してみませんか。（毎週月曜日１０時から１２時まで）
２日（火）セミナー資料づくりと、ぶらぶらして過ごしました。３日（水）
４日（木）は大阪でコンサルティングの仕事。５日（金）は「カテゴリーナ
ンバーワン」セミナーの追加講演。８日（月）知り合いのデザイナーの人と
「健康デザインの開発」について打ち合わせ。健康マーケティングのコンサ
ルティングをしていくにあたって、健康パッケージ、健康訴求のビジュアル
についていろいろ意見を交わす。９日（火）魅力研究会「大人ライフスタイ
ル」のコーディネーターを。暮らしを作るとは「だいじ」を考えることでは。
時間をだいじに、モノをだいじに、人をだいじに。だいじに使ってもらえる
商品、ソフトを開発しなければ。ターゲットを限定することによって特徴の
明確化と魅力化を。「４０歳以下の人は飲んではいけないお酒です」の発想
はこれからの大人市場を考えるおもしろい視点では。いろいろ発想が浮かん
できます。
１０日（水）、１１日（木）は台風襲来の中「商品開発プログラムのたて方
３０時間セミナー」のスタート。新商品成功のための解決課題は。なぜ成功
してなぜ失敗したのかを、参加企業の人とのディスカッションを織り交ぜな
がらの１０時間でした。サクセスセオリーを学び、時代の感性を磨き、いろ
いろな分野の人と交流をすることが、日本オリエンテーションのセミナーの
モットーです。
１２日（金）は外資化粧品メーカーの社内教育。おもしろい出会いができれ
ばと思っています。夜、映画「ノー・マンズ・ランド」（シネ・アミューズ
で）を見ました。セルビアとボスニアの戦争の映画です。なぜ戦うのか、な
ぜ不正義が正義になるのか、なぜ死ぬのか。時代、歴史の垢、不条理が条理
の映画でした。それ故に大変深い映画でした。地雷の上で身動きの出来ない
人間のみが平和を理解できるのか？見る価値おおありです。ゼロにしたい。
日本オリエンテーション 主宰 松本 勝英
＜伝言メモ＞
★「会津マーケティング車座塾」１泊２日の合宿
テーマ：「顧客価値の創造とマーケティング・モデルの開発」
期 日：９月１３（金）・１４日（土）
会 費：５２,５００円
（参加費、宿泊費、含む消費税、交通費別途実費）
コーディネーター：日本オリエンテーション 松本勝英
新しい、これからのマーケティング・モデルを開発したいと思っている
方の参加を希望しています。
★７月ＰＦ会「ネクスト・ソサエティ」（Ｐ・Ｆ・ドラッカー）を読み込む
日時：７月２５日（木）１９時より。
場所：日本オリエンテーション事務所
正面から、斜めから、裏から深く読み込みたいと思っています。読んで
いない方もどうぞ。
★「大人ライフ開発視点３０」のレポートを作成中です。
日本オリエンテーションの仮説と、消費者の生の声をもとに３０の開発
視点をご提示するレポートです。
お問合せ：MailTo:webmaster@jorien.com
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ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬのバックナンバーは以下のアドレスで
ご覧になれます。http://www.jorien.com/mineral.html
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■□■…第68号の内容……………………………………………………‥‥・・
■■■ Table of Contents
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┛┛┛ 『時間とリズム』
┛┛┛ 『「卓越」への欲求が社会を動かす』
┛┛┛ 『よいエコロジーの３つのモットー』
┛┛┛ 『夢』
┛┛┛ 『９０年代は信頼の時代』
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■『時間とリズム』
★解 説
一つの標準時計の正確なリズムにでなく、常に変化していく状況
に対して積極的、自発的に同調共鳴することで、調和が取れる。そ
れによって、外界の複雑な要素と身体の関係、また複雑な身体内の
機能をまとめるのも、さらにそのような身体を持った人間同士のコ
ミュニケーションがとれ身体的社会的にも幸福になり、健康になる。
★ミネラル
人間としてのリズムがこれからの生き方に重要ではないでしょう
か。人間のリズムにあった人とモノ、人と人の関係が大切になって
くるのでは。人間のリズムの基本は呼吸のリズムでは。
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■『「卓越」への欲求が社会を動かす』
★解 説
他者から自分を「差別」してより際立たせたいという欲望が「卓
越化」の意味です。そして、それが階層分化と階級維持の基本原理。
「卓越化」の欲望があるということは、「正統性」という象徴権力
があるからである。
★ミネラル
嗜好、卓越化そして「正統性」へ。魅力的嗜好商品の開発には
「正統性」の開発が必要です。これからのテーマでは。
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■『よいエコロジーの３つのモットー』
★解 説
・シンプルな生活、スモールイズビューティフル。
・自己犠牲、自己抑制、自分で自分をコントロール。
・尊敬の念、山や木や植物を神聖なものとして扱う。
（ライアルワトソン）
★ミネラル
これからは「浄化」の気持ちよさを求める時代では。
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■『夢』
★解 説
技術の進展はジェラルミンの飛行機を生みだした。だが私たちは
そんな金属のケースに入って飛びたかったのではない。あくまでも
鳥のように生身の体で、たおやかに空を飛翔したい。テクノロジー
はそうしたプリミティブな欲望を実現できないのだろうか。
（パナマレンコの作品から）
★ミネラル
動物の躍動感ある走りを感じ取りたい、魚のすいすい泳ぐ感覚を
感じたい。人間のプリミティブな欲望をテクノロジーはキャッチで
きるのでしょうか。また人間のプリミティブな欲望とは何なのか？
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■『９０年代は信頼の時代』
★解 説
８０年代のクリエーターは“豊かで、すべすべしていて高価な”
広告。９０年代の広告クリエーティビティは「基本に帰る」単純さ
と素直さがいま求められている。クリエーティビティはよりクリエ
ーティブではなくなることによって、よりクリエーティブになる。
「いまや信頼の時代だ。テレビで物事がややこしいと消費者は信頼
しない。単純に見せ、商品の現実の証拠を見せれば不信感は吹き飛
ぶ。」
★ミネラル
豊か、シンプルの次、２０００年代のクリエーティビティは何か。
ヒューマンの回復はテーマになりませんか。
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■□■…「ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬ」とは……………‥‥・・
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数年前から新聞、雑誌、本、いろいろな人との話し合い、そして自分
で考えたことで、いろいろ考えるときの私のマーケティング・ミネラル
となっているメモです。出所など明記をしなければいけないものも入っ
ていますが、あるものとないものが入っています。ご了解ください。
原則として毎月２回（１日と１５日）みなさんのメールに投げ込んで行
きます。触ってみてください。
＜ご協力のお願い＞
ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬは現在４０００人以上の方にお読
みいただいています。ぜひいろいろな方にお読みいただきたいと思って
います。みなさんの周りの方にご紹介ください。
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■□■ 「ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・ＭＩＮＥＲＡＬ」
■■■ 第68号 （2002/7/15） (c) 1999 Japan Orientation
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┛┛┛ 発行者 日本オリエンテーション 松本 勝英
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