1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモトミネラル」

マツモトミネラル第93号

配信日:2003年08月05日

第93号
『満足順位』『選択できる多様性を』『チェンジリーダー』『文化的商品』『価格』

梅雨が明けて一気に夏になりました。8月3日(日)に墓参りに行き、日
射病です。今回は熱いので、軽装ミネラルでいきます。
始めての経験
7月15日(火)セミナー前日、39.4度の熱でした。風邪です。うつらうつ
らしながら明日どんな話をしようか考えていました。セミナー当日38.8度。
いつもと違う脳が働いて、面白い話になるのではと、元気づけて臨みました。
4時間ほど話したとき、声がまったく出ず、そこで中止。翌日は参加者35人
の受講者の方々に迷惑をかける休講になってしまいました。始めての経験で
す。これは事件でした。(「行こうよ」に行きませんか)
マーケッターとしてどう読みますか
これも事件では。民主党と自由党の合同発表。自由党が民主党に合流し、政
権交代可能な体制ができるのかも。面白い競争になりそうです。小泉さんは、
自民党はどう対抗するのでしょうか。それに対して合併する菅さん、小沢さ
ん、民主党はどうするのでしょうか。総選挙まで、当事者はどんな戦略・戦
術を駆使するのでしょうか。競争戦略の視点でみると興味があります。
みなさんが当事者だったら、どんな戦略を考えますか。
秋の恵みをもたらす太陽と折り合いをつけて、夏を楽しみたいと思っていま
す。真夏の九十九里の海岸を、太陽に負けずに歩きたいと思っています。 
             日本オリエンテーション 主宰 松本勝英

■『満足順位』
★解  説
 「我々は顧客満足度、利益、売上高という順番でトップを目指して
 いる」       デルコンピューター マイケル・デル会長 
★ミネラル
 満足にもプライオリティーをつける。上位3つに集中することが
 特徴を明確化することにつながるのでは。あなたの企業はどんな満
 足順位ですか。 
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■『選択できる多様性を』
★解  説
 選択できる多様性がなければ淘汰は進まない。なにか新しいこと
 に挑むという事は「選択できる多様性」を拡げることだ。     
★ミネラル
 まず広く考え、そして選択集中することがだいじ。あらゆる可能
 性を考えることが戦略のスタートです。

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■『チェンジリーダー』
★解  説
 変化はなかなかコントロールできない。できることは先頭に立つ
 こと。
★ミネラル
 いつもフロントランナーにいること。いつも未来を考えているこ
 と。改善しか考えず、未来を考えないヒトは、未来のフォロァーに
 なってしまう。未来ビジョンの戦略地図を描いていますか。
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■『文化的商品』
★解  説
 文化の音は心地よい、文明の音はうるさい。文化としてのスロー
 な時間の復権。生産の過程が見えること。作り手の想いがある商品  
★ミネラル
 文化的価値を創造する。みなさんはどんな心地よい経験をしまし
 たか、いまどんなことを心地よいと思っていますか。みなさんの心
 地よさを想いとして提案してみませんか。きっと共感が得られるの
 では。
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■『価格』
★解  説
 30%のコスト格差をどう開発できるか。
★ミネラル
 中国、東欧の企業に勝つには、30%の価格差を超えられる価値
 を創造しなければ。消費者が求めている30%リアルイノベーショ
 ン開発がポイント。30%の魅力とは?
「魅力の開発」徹底研究セミナー
          
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 ■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
 ■■■ 第93号 (2003/8/5) (c) 1999 Japan Orientation
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