配信日:2004年07月20日
第116号
★読書体力を高めなければ
この頃、本を読む集中力が低下してきています。毎朝5時に起きて2
時間ほど読むのが20年来の習慣になっていましたが、この習慣が崩
れてきています。
2時間が続かず、30分位すると集中力が切れて、他のことを考えた
り、早朝のテレビを見たり、たまった新聞を読んだり、やっているこ
とが断片化してきています。
養老猛司さんは1時間で新書(?)を一冊読んでしまうそうです。集中
力と経験力、読書体力がなせる技だと思います。
集中時でも私は1時間に50ページがやっとです。未知の分野の本で
はもっと遅くなります。今読んでいる「易と経営」は、易の理解が出
来ていないことと、難しい文字、意味不明な言葉など難航していて、
今のように集中力が落ちている現状ではなかなか進みません。
急速に落ちている読書力を回復しないと、今考えている「古典の研究」
など遠くおよばないのではと不安に感じています。また老後の楽しみ
を一つ失ってしまうのではと心配しています。
興味津々の本から集中力を鍛え直さなければ。
★「アフリカへ行きませんか」
ツアーを組んでアフリカへ行きます。10月1日夜出発、10月11日
帰国A班、10月16日帰国B班の2班で出かけます。
リーダーの、子ども調査研究所主任研究員近藤さんから「アフリカの
勉強」をしています。
7月28日(水)7時から、日本オリエンテーション事務所で「スワヒ
リ語会話」の勉強会をします。行かれない方でも興味のある方はご参
加ください。
問合せ、申込は MailTo:webmaster@jorien.com
★マイ・カレンダー
7月6日(火)休んで新潟の「村上大祭」へ行ってきました。
朝7時の新幹線で日帰り。以前、村上に行ったときに知り合った、
村上駅の駅長、宮大工の棟梁をお訪ねし、久しぶりのご挨拶。
ローカルのお祭りは、何か昔を感じさせ郷愁感を刺激します。
7日(水)10時に企業の方とコンサルティングの打ち合わせ。
変化を捉えた事業革新プロジェクトの打ち合わせ。
午後「健康マーケティング研究会」シニア健康市場をどう捉えるか。
セミナー終了後、企業の方と11月に行う社内教育の打ち合わせ。
6時から以前コンサルティングを8年ほどしていた繊維メーカーの元
事業部長と情報交換。6時から12時半まで話している内に6時間以
上の時間が経っていました。
8日(木) 午後コンサルティングの仕事。 夜「だべる会」テーマは意
外性の魅力。意外性はプラスとマイナスの両面を持っている。
9日(金) 午後コンサルティング。魅力ターゲット・場面開発。
夜「ヘルス&ビューティーの会」。エチケット市場、H&Bと幸せ、など
いろいろな切り口のヒントがでました。
★10日(土) HPに掲載するスパーキングの原稿書き。内容は「変化を
引き抜く力」について。一読を。
http://www.jorien.com/spark-bn-12.html
12日(月)13日(火)京都、大阪へ。講演、ディスカッション、コン
サルティングの打ち合わせなど。
14日(水)午前企業の開発責任者が若手を連れた来社。新商品につい
てあれこれ意見交換。魅力をどう伝えるか。戦略的広報の重要性など。
15日(木)4社の企業の方が次々の来社。20時過ぎまで、回らない
頭をフル回転。刺激的な一日でした。
16日(金)企業の訪問。トップと未来戦略の話し。その後会食。お酒
が入るとオープンになって、またいつもと違った視点がでてきて楽し
いです。
18日(日)「土・日初回の映画を見に行く」一人行事。
大友克洋監督の「スチームボーイ」を見ました。他の方法では表現で
きない、独自のアニメの世界が圧倒的でした。機械文明の黎明期。科
学の圧倒的パワー。刺激的です。みなさんもぜひ。
20日(火)21日(水)大阪出張。京都菊乃井本店で昼飯を食うのが楽
しみです。
日本オリエンテーション 主宰 松本勝英
・・‥‥……………‥・・‥……………‥‥‥・・・‥………………‥・・
■『 世界一知能が高い女性』
★解 説
1985年版ギネスブックで、米国女性のマリリンのIQが230、
最も知能指数の高い女性。
彼女の知能上達法は「物事を書き留めたり、計算機を使ったりせ
ず、頭の中で処理せよ。何でも断定せず、柔軟な心を保とう。断
定することは、学ぶことをやめることを意味する。成就したいこ
とがあれば、すべて自分で行動せよ」なるべく自分の本来持って
いる能力だけで物事を処理すべき。
植島啓司「頭がよいって何だろう」集英社新書
KW:新人間拡張の原理
★ミネラル
マクルーハンの「人間拡張の原理」は外部依存による拡張であ
ったが、これからは自分本来の力を強めることでは。先端という
モノコトに依存しない、自力ライフも重要な人間拡張の原理では。
・・・‥‥……………‥・・‥…………………‥‥・・
■『アメリカの不安定社会の「犯人」は』
★解 説
アメリカの不安定社会の犯人は、「自分自身」だ。勤労者は年
金資金を通じて時には投資家になり変わり、経営者に高い利益を
求める。その圧力が雇用削減圧力に変わる。消費者の立場にたて
ば、今度はより機転の聞いた配慮を求めるがゆえに、売り手側の
過剰な顧客サービスを誘発する。すべては、構造的に生じている
ものだ。
「勝者の代償」ロバート・B・ライシュ著 東洋経済新報社
★ミネラル
「勝者の代償」が悪循環だとは皮肉ですね。発展しているよう
で退化している、そんな見えない時代になっているのでは。
・・・‥‥……………‥・・‥…………………‥‥・・
■『ホーム=親密な空間』
★解 説
私やあなたや隣人達、つまり人間の複数性を前提に、身体と簡
素な道具世界に働きかける生の営みが行われ、身体と身体の間に、
体温を持った文化が生まれる。インドのガンジーの小屋で、癒し
とくつろぎの訪れの中に、ガンジーの生命共生のメッセ?ジを聞
き取った。イリイチはこの空間を「ホーム」と読んだ。
出所不明
★ミネラル
「ホーム」という概念がものすごく重要になっているのでは。
社会・学校・企業・病院など社会の根本に「ホーム」が無くなっ
ていることが今日的問題では。
・・・‥‥……………‥・・‥…………………‥‥・・
■『潔よく自立する女性』
★解 説
20?30代キャリア志向の女性は『癒し』に代わり『潔さ』が
キーワード。
自分の今の気分を言葉であらわすと、「青竹のような」「禅僧」
「きらきらした自分」「姿勢のよさ」など、爽やかで潔が感じら
れる言葉が並ぶ。
カフェグローブ・ドット・コム社長 矢野貴久子氏
2002.7.25日経産業新聞
★ミネラル
女性の方が先を行っている感じがします。「青竹のような」
「禅僧」「きらきらした自分」「姿勢のよさ」の男の人をあまり
見なくなりました。私も「稟」としなければ。
・・・‥‥……………‥・・‥…………………‥‥・・
■『サムシング・グレート』
★解 説
サムシング・グレートとは「こういうものである」とはっきり
定義づけられたものではない。ある人は神、ある人は仏、宇宙の
意志、天のことわり、大自然の法則、万物の根源、万物の生成を
コントロールする崇高な何者か、親から子へと生命を受け継ぐ生
命の連続性の、一番の始点にある「生命の親」。そのどれでもで
あり、またそのどれも包含した広く大きな概念。人間の力を超え
た大いなるものが存在していて、その偉大で不思議な力によって
人は生かされている。生きているのではなく、サムシング・グレ
ートという偉大な自然の摂理に従って生かされていると知ること。
その近くや認識が人間を謙虚にするし、ほんとうにつつしみを身
につけることに通じる。
村上和雄 筑波大学名誉教授「生命の暗号2」サンマーク出版
★ミネラル
人間が謙虚に生きるためには、自分にとっての「サムシング・
グレート」が必要なのでは。あなたにとっての「サムシング・グ
レート」は何ですか。
アフリカの日の出、日没を見ることによって何かが感じられれば
・■■■………………………………………………………………………‥‥・・
■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第116号 (2004/7/20) (c) 1999 Japan Orientation
・・‥‥………………………………………………………………………‥‥・・