配信日:2004年11月02日
第123号
11月、今年もあと2ヶ月です。
今月も1日が月曜日で何か、好スタートが切れそうです。
★今の悩み
年齢のせいか、いままで着てきた服が似合わなくなってしまいました。
何かおじさんなんです(おじさんですが)。新しい服を求めて、いろ
いろな店に行くのですがぴったり来ません。
いろいろな人がアドバイスをくれるのですが乗れません。「パパス」
なんか似合うのでは。パパス・パパスぽいのは嫌いだし。またスーツ
にネクタイもしんどいし。
ごま塩頭で、顔の肉が少したるんでちょっと黒ずんで、お腹がたっぷり
している62才が似合う服がなかなか見つかりません。困ったことです。
11月3日の祭日の日に、一日かけて探検に行ってきます。
赤が入ったちょっと明るい色で見つけてみようと思っています。
★ケニアその後
いろいろな方から、ご無事に帰ってよかったですね、というメールを
いただきました。食事は平気でしたか?
サファリのロッジでは洋食バイキング、チーズ、フルーツ、ケーキなど
のデザートも豊富な立派な食事でした。
おいしい、ひらガキ、かに料理、ロブスターも美味でした。
ホテルの食事も満足食事でした。
ウルルン滞在の食事も予期していた料理でたっぷり食べました。
快食、満腹でした。
昆虫など変な料理がでてくるのではと、誤解している人がいるかも
しれませんが、そんなことは全くありません。
サトウキビの密造酒?もなかなかでした。
赤道直下で暑いのでは?
秋の軽井沢のようです。
高度が2千メートルのところにあるので、朝はちょっと寒いぐらい、
日中は温度は上がりますが、湿度が低く汗はかきません。
毎日ビールを一人当たり、10本以上飲んでいましたが、酔わない気候
です。ビールがおいしい気候で堪能しました。
インド洋の海岸にあるモンバサは海抜が低いので、ちょっと蒸し暑い
感じがしましたが、それでも日本の夏などと比べてしのぎやすいです。
こんなコトがありました。
文具メーカーの人からいただいた文具を持って、3つの学校を訪れま
した。その学校の小学生の生徒が歌で歓迎をしてくれました。
歌の内容は、エイズにならないように、そしてエイズを克服しようと
いう内容と、未婚の母にならないようにという内容で大変びっくりし
ました。仕事がないので未婚の母になってしまうと子どもを育てなく
なり、学校の前に捨ててしまう母親もいるようです。
学校の前に、首だけ出して土の中に埋められて捨てられた子どもも
いるそうです。
100ドルを学校に寄付してきましたが役に立つのかな。
なにか出来ることをしなければ。
日本オリエンテーション 主宰 松本勝英
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■『ラジオ深夜便0121』
★解 説
中高年の人が聞き取りやすいように、ゆっくり話している。
15年前から1分間に450字、「深夜便」は300から350字ぐらい。
番組づくりの基本は、
1. 大人向け(中高年)
2. ゆったり話す
3. ベテランのOBアナ起用
4. 歌詞のない音楽
5. ニュースを入れるなどすべて民放の反対。昨年6月の視聴率は1.9%。
間を取りながら丁寧に起承転結をつける話し方を「整い文化」、
言論の骨格や発音の崩れ、早口化などを「形無し文化」「深夜便」
は、一種の整い文化の復権と位置づけられる。
芳賀やすし東工大名誉教授 読売新聞2004.1.21
★ミネラル
「崩す文化」と「整い文化」があると思います。茶道などの型は合
理的な「整い文化」では。「整い文化」を見直してみたいと思って
います。
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■『再定義』
★解 説
・商品の名前を疑え。化粧品の名前を疑え。
・誰もが認めている価値機能を疑ってかかれ。
・認識を疑え。
・思い切って商品の歴史を人類の発生にまでさかのぼって追う。
・商品を実際に使用されている生活の場に位置づけて考え直す。
★ミネラル
商品を再定義してみませんか。活性化には再定義が重要です。
キャンディーは砂糖を固めた甘い菓子ではなく、ストレス時代の
ストレスを解消する口唇刺激食品では。
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■『シベリアの呪い』
★解 説
「シベリアの呪い」と題したワシントンのブルッキングズ研究所
の研究。ロシア帝国の開拓者たちは、東へ何千キロも突き進んで太
平洋岸に達し、世界でもっとも広大で、もっとも将来性に乏しく、
もっとも住み難い、北極圏一帯を征服した。しかし、このシベリア
の荒れ地にどう取り組もうと、利用できる資源より開発コストの方
が高くつくことに気づかなかった。ロシアはシベリアの大半を放棄
し、西部と南部の地域に開発を集中すべきだという意味に解釈する。
サハラ砂漠の大規模開発も無意味では。
ポール・ケネディ 米エール大学教授 読売新聞2004.3.8
★ミネラル
量より質です。質のよいところにフォーカスして深く耕すことが
成功のポイントでは。
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■『過剰消費』
★解 説
縄文人と比べて、現代人は実に30倍のエネルギーを使っていると
の試算もある。
体の時間と社会の時間に、けた違いに大きなギャップが生じている。
これが、現代人のストレスの最大の原因ではないか。
今は脳味噌の方では幸せと感じているが、体が幸せと感じていない。
時間の見方が重要なカギではないか。
本川達雄氏 朝日新聞1994.4.26
★ミネラル
過剰の時代のキーワードは「浄化」では。過剰で腐ったモノを捨
てることが必要です。「浄化食」「浄化化粧品」などを考えてみま
せんか。体と脳が幸せと感じる商品を考えてみませんか。
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■『2050年光り輝く大国』
★解 説
「ICとともに見る夢・2050年への道」
米国投資会社ゴールドマン・サックスの経済分析によると、ブラジ
ルは今後50年間にわたり年率3.6%の成長が可能。この年率は国民
一人あたりの所得が、半世紀中に5倍以上になる。
ロシアはブラジルよりも急速に発展するが、今世紀の中頃に先細る。
中国は年間成長率が8%前後から徐々に5%台に落ち着く。
インドは50年間にわたり、年間5,6%の成長が衰えることなく続く。
1人当てりの所得が35倍に達する。
2050年の世界は真の大国である米国と中国とインドの3カ国と、
日本、ドイツ、英国、フランス、イタリアなどの一連の中規模諸国
に分かれる。
ポール・ケネディ 米エール大学教授 読売新聞2004.1.25
★ミネラル
「幸せな中規模国」になって欲しいですね。
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■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第123号 (2004/11/2) (c) 1999 Japan Orientation
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